導入|「練習ではできるのに、本番になると失敗する…」と悩んでいませんか?
「家やスタジオでの練習では問題なく叩けるのに、
ライブや発表会になると急に手が固まる」
「頭が真っ白になって、簡単なフレーズでもミスしてしまう」
こうした悩みは、ドラム歴半年〜5年ほどの方から本当によく聞きます。
そして多くの方が、こう思ってしまいます。
「自分はメンタルが弱いのかもしれない」
ですが、先に結論をお伝えすると、
ライブで緊張するのはメンタルの強さの問題ではありません。
原因はもっとシンプルで、
「準備の仕方」と「練習の再現性」にあります。
この記事では、
現役で演奏・指導を行っている立場から、
ライブで緊張しないために、誰でも再現できるメンタル練習法を3つご紹介します。
結論|ライブで緊張する本当の理由
ライブで緊張してしまう最大の理由は、
「本番だけが特別な状況になってしまっている」ことです。
・練習では余裕がある
・本番では条件も気持ちもすべて違う
このギャップが大きいほど、人は緊張します。
逆に言えば、
練習と本番の差を限りなく小さくすることができれば、緊張は自然と減っていきます。
そのために重要なのが、これから紹介する3つの練習法です。
メンタル練習法①|練習で「完璧な状態」まで仕上げておく
10回やって10回成功するレベルが基準
まず大前提として、
「何となくできる」状態でライブに臨むのは非常に危険です。
理想は、
- 10回やって10回、同じクオリティで成功する
- ほとんど考えなくても体が勝手に動く
このレベルまで仕上げておくことです。
本番は「能力の2割」で叩ける状態が理想
ライブでは、どうしても集中力や判断力が不安定になることがあります。
だからこそ、
本番では「自分の能力の2割くらいで叩ける完成度」
まで、練習段階で持っていく必要があります。
「できるつもり」と「無意識でできる」は別物
多くの人が勘違いしやすいのが、
- できるつもり
- 無意識でできる
この2つの違いです。
考えながら叩いているうちは、
緊張した瞬間に必ず崩れます。
ライブで安定する演奏は、
頭で考えなくても体が反応する状態でしか生まれません。
メンタル練習法②|イメージトレーニングを練習に組み込む
練習中から「ライブの状況」を具体的に想像する
練習するときは、ただフレーズを叩くだけで終わらせないでください。
以下のようなことを、できるだけ具体的にイメージします。
- どんな会場なのか
- ステージの広さや高さ
- お客さんはどれくらいいるのか
- その中で自分がドラムを叩いている姿
これを、練習中に常に頭の中で再生します。
会場が分からない場合は、事前に見に行く
もし可能であれば、
事前にライブ会場に足を運び、ステージや空間を見ておくのがおすすめです。
実際の景色を一度見ておくだけで、
イメージのリアルさが一気に高まります。
イメージは「想像」から「疑似体験」に変わる
イメージトレーニングを続けていると、
- 最初はぼんやりした想像
- 徐々に現実に近い感覚
へと変わっていきます。
こうなると、本番でも脳は
「初めての状況」ではなく
「何度も経験した状況」
として処理するようになります。
これが、緊張を大きく減らすポイントです。
メンタル練習法③|ライブ本番と同じ状態で練習する
環境の違いは、想像以上にメンタルに影響する
普段の練習と本番で、こんな違いはありませんか?
- 履いているシューズ
- 服装
- スティック
- ドラムセットの配置や高さ
- キックペダル
こうした小さな違いでも、
体と感覚には大きな影響があります。
本番仕様のまま練習する
できる範囲で構わないので、
- ライブで使うシューズ
- 本番を想定した服装
- 本番用のスティック
これらを使って練習する時間を作ってください。
普段からこの状態で叩いていれば、
ライブ当日は「いつも通り」に近い感覚で演奏できます。
まとめ|今日から意識してほしいこと
ライブで緊張しないために大切なのは、
特別な精神論ではありません。
ポイントをまとめると、以下の4つです。
- 練習は服装・道具をできるだけ本番仕様にする
- 練習中からライブ会場をリアルにイメージする
- 10回中10回成功する完成度まで仕上げる
- 緊張しない人は「メンタルが強い」のではなく
「準備と再現性が高い」だけ
ライブで安定して演奏できる人は、
特別な才能を持っているわけではありません。上記のことを意識しながら、本番のライブの場数をたくさん踏んでいます。
本番を想定した準備を、普段の練習にどれだけ落とし込めているか。
その積み重ねが、
「緊張しない演奏」を作ってくれます。
ぜひ、今日の練習から取り入れてみてください。
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