はじめに|「理論って、やった方がいいんですか?」
ドラムを続けていると、ほぼ必ず聞かれる質問があります。
「ドラマーに音楽理論って必要ですか?」
実際、レッスンでも
「感覚派のままでいいのか不安です」
「理論をやると音楽がつまらなくなりませんか?」
といった相談を受けることはとても多いです。
ネットやSNSを見ても、
「ドラマーに理論は不要」
「いや、絶対に必要」
と、極端な意見が並びがちですが、現場で演奏・指導をしている立場から言うと、答えはもっと現実的です。
この記事では、
音楽理論を学ぶメリットとデメリットを整理しながら、ドラマーとしてどう付き合うのがベストか
を、できるだけ分かりやすくお話しします。
音楽理論を学ぶメリット|ドラマー目線で見るとここが大きい
曲の流れや雰囲気を「耳」で理解できるようになる
音楽理論は、ピアノやギターを使って学ぶことが多いです。
コード進行やスケールを実際に鳴らしながら学ぶため、
- サビに向かって盛り上がる理由
- 落ち着いた雰囲気になる仕組み
といったものを、耳で実感しながら理解できるようになります。
ドラムはリズムに特化した楽器なので、
普段の練習ではどうしてもメロディーやハーモニーに触れる機会が少なくなりがちです。
その分、理論を通して曲全体の構造を知ることは、大きな補強になります。
他の楽器が「どうやってソロやアドリブを作っているか」が見えてくる
理論を学ぶと、
- なぜそのフレーズが音楽的に聞こえるのか
- どうやって即興フレーズを組み立てているのか
が、少しずつ見えてきます。
例えばピアノやギターのソロでは、
- コードトーン(コードの構成音)
- アプローチノート(狙った音に向かうための音)
を使ってフレーズを作っています。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、考え方自体はとてもシンプルです。
ドラムソロにも「理論的な組み立て」が応用できる
この考え方は、ドラムにも十分応用できます。
例えばドラムソロを作るとき、
- まず4分音符や8分音符など、軸になるシンプルなリズムを決める(表は安定感を表現し、裏は緊張感がでる)
- そのリズムに対して
- フラム
- ゴーストノート
- ちょっとした装飾音
を「アプローチの音」として加えていく
こう考えると、
リズムがバラバラにならず、まとまりのあるグルーヴ感を保ったままソロを展開できます。
理論を知っていると、
「なんとなく叩く」から
「意図を持って組み立てる」
へと発想が変わるのは、大きなメリットです。
音楽理論を学ぶデメリット|注意しておきたいポイント
理屈が先に立ちすぎると、感覚が鈍ることがある
音楽理論は、音楽を分解し、整理するためのものです。
そのため、理論中心になりすぎると、
- 音楽を聴いているときに
「次はこのコードだな」
「今はⅡ−Ⅴ進行だな」
と、頭で考えることが増えてしまいます。
もちろん分析する力は大切ですが、
常に理屈が先に立つ状態が続くと、
音楽を感覚的に味わう時間が減ってしまうことがあります。
五感で感じる体験が減る可能性もある
音楽は本来、
- 音の揺れ
- 空気感
- エネルギー
を、五感で感じるものです。
理論に偏りすぎると、
「正しいかどうか」
「合っているかどうか」
ばかりが気になり、
感受性が育ちにくくなるケースもあります。
これは理論が悪いのではなく、使い方の問題です。
まとめ|理論と感覚、どちらも大切にするために
音楽理論を学ぶこと自体は、決して悪いことではありません。
むしろ、ドラマーにとっても大きな武器になります。
ただし大切なのは、
理屈と感覚のバランスです。
- 音楽を聴くとき
- 実際に演奏するとき
は、できるだけ感覚的に音楽を捉える。
- 勉強するとき
- 人に教えるとき
は、音楽を分解して理屈で考える。
この使い分けができるようになると、
ドラムの演奏はもちろん、
アンサンブルの理解力や表現力も大きく伸びていきます。
「理論をやるか、やらないか」ではなく、
どう付き合うか。
それを意識することが、
長く音楽を楽しみ続けるための一番の近道だと思います。
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