フットハイハットの使い方|ジャンル別の具体例と、音が響きすぎる時の調整方法
「左足って、とりあえず2・4を踏むだけになっている…」
「フットハイハットの使い道がいまいち分からない」
ドラム歴が半年〜数年になると、こんな疑問を持つ方がとても多いです。
手足はだいぶ動くようになってきたのに、左足だけが“仕事していない感じ”がするんですよね。
この記事では、フットハイハットを
時間・アクセント・もう1つの楽器(ボイス)として使う視点から、ジャンル別の活用方法と練習法を整理していきます。
そもそもフットハイハットの役割とは?
フットハイハットは、単なる「チッ」という音ではなく、次の3つの役割を持っています。
- 時間を補強する役割(バンド全体のグルーヴを安定させる)
- アクセントを加える役割(ビートの跳ね・ノリを強調)
- もう1つのボイス(音色)としての役割(アンサンブルの一部)
つまり、左足は
リズムの柱にも、装飾にも、楽器の一員にもなれる存在なんです。
① ロック|ゴーストモーションとしての表・裏
● どこで踏む?
- 表(1 2 3 4)に踏む
- 裏(&)に踏む
● 狙い
表や裏拍を強調するために使います。
● ありがちな失敗
- 音が大きすぎてビートがうるさくなる
- 踏むことに意識が行きすぎて右手が走る
● 練習
ライド8分+スネア2・4+バスドラム基本パターンで練習をします。
② ラテン|クラーベを足で感じる
● どこで踏む?
3-2や2-3のクラーベ
● 狙い
クラーベは通常左手が担当しますが、左足に担当させることで両手がフリーになります。
● 練習
左足でクラーベしながら、両手右足でソロをとる
③ ボサノバ|2・4拍のアクセントと1つのボイス
● どこで踏む?
基本は2拍目と4拍目
またはボイスとして扱う
● 狙い
ボサノバでは、フットハイハットがグルーヴを作ります。
● 練習
ライドやリムでパターンを叩きながら、
2・4をささやくような音量で踏む練習。
④ ジャズ|アクセント・スプラッシュ・ボイス
● どこで踏む?
- 基本の2・4
- バラードではスプラッシュ(弾く音)
- ソロ中にフレーズの区切りで踏む
● 狙い
2・4拍に入れるとビバップ風
バラードではクラッシュシンバルの代用
コンテンポラリージャズ系では、ボイスとして左足でアンサンブルに会話を加えるイメージ。
● ありがちな失敗
- スプラッシュが大きすぎる
- 常に踏み続けて音数が多く会話にならない
● 練習
ライドレガートを叩きながら2・4
ボイスとしてはバスドラムの前に入れて装飾する
スプラッシュをあまり使わない人のセッティング調整
スプラッシュが鳴りすぎる場合は、
- トップのシンバルのクラッチを強めに締める
- ボトムシンバルを床と平行に近づける
- 開き幅を小さめにする
こうすることで、チッという短い音だけをコントロールしやすくなります。
この記事の要点3行まとめ
- フットハイハットは「時間・アクセント・もう1つのボイス」の役割がある
- ジャンルごとに踏む位置と音量の使い分けが大切
- 鳴りすぎる場合はセッティング調整でコントロールできる
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