バスドラムのシングル2連打とダブルストロークの境界線がわからない原因と改善方法

お悩み解決

「バスドラムのシングル2連打とダブルストロークの違いがよくわからない」
「テンポを上げると、気づいたらスライド奏法になってしまう」

これは、中級者に差し掛かるタイミングで非常に多い悩みです。

今回は、
シングル2連打とダブルストロークの“境界線”が曖昧になる原因と、
テンポに左右されずダブルをコントロールできるようになる練習方法を解説します。


よくある悩み

  • シングル2連打とダブルの違いが感覚的にわからない
  • テンポが上がるとスライド奏法になってしまう
  • ダブルをやっているつもりでも安定しない
  • テンポによって踏み方がバラバラになる

これらはすべて、境界線の理解不足が原因です。


原因:境界線付近でスライド奏法になってしまう

問題の本質はここです。

シングル2連打 → ダブルストロークへ移行する境界線付近で、 無意識にスライド奏法になってしまっている

スライド奏法自体が悪いわけではありませんが、

  • シングルなのか
  • ダブルなのか
  • スライドなのか

が混ざってしまうと、テンポに対する再現性がなくなります

結果として、

  • 遅いテンポでダブルがでてしまう
  • 速くなると急にスライドになる
  • 同じテンポでも毎回、踏み方が変わる

という状態になります。


境界線を明確にするための練習方法

ここからが重要です。
順番を間違えずに行ってください。


① シングル2連打で限界テンポまで練習する

まずはダブルを一切使わず

  • 完全なシングル
  • 足を毎回持ち上げて踏む

この形で、2連打の限界テンポを探します。

おそらくBPM90〜100の16分の2連打くらいが限界になるかと思います。

ポイントは、

  • 「このテンポ以上は絶対にシングルでは無理」
  • というラインを体で理解すること

この限界が、
シングルとダブルの境界線になります。


② 限界テンポより10遅いテンポからダブルを練習する

次に、

  • ①で見つけた限界テンポより
    10遅いテンポ

からダブルストロークの練習を始めます。

ここで大切なのは、

  • 「楽に踏めるテンポ」から始めない
  • 境界線のすぐ手前から始めること

こうすることで、

  • なぜダブルが必要になるのか
  • シングルとの違い

を明確に体で理解できます。


③ シングルとダブルを混ぜる(割合練習)

最後に、境界線を曖昧にしないための核心練習です。

バスドラムを2連打するときに以下のように、割合を少しずつ変えていきます。

  • 9:1(ほぼシングル)
  • 8:2
  • 7:3
  • 6:4
  • 5:5

というように、
少しずつダブルの割合を増やしていく練習です。

参考として、

  • スライド奏法は「1:9」の感覚
  • ダブルストロークは「5:5」を目指す

と考えると整理しやすくなります。

この練習を行うことで、

  • シングル
  • ダブル
  • スライド

それぞれの役割と感覚の違いが明確になります。


境界線がわかると何が変わるのか

この練習を続けると、

  • テンポによって適切な踏み方になる
  • バスドラムのコントロールがうまくなる
  • スライド奏法に頼らなくなる
  • バスドラムの安定感が一気に増す

という変化が出てきます。


まとめ

  • シングル2連打とダブルの違いが曖昧な原因は
    境界線付近でスライド奏法になってしまうこと
  • まずはシングル2連打の限界テンポを知る
  • そのすぐ下のテンポからダブルを練習する
  • シングルとダブルを「割合」で混ぜていく

この順番を守ることで、
バスドラムの踏み方がテンポに左右されなくなります。

BPM60くらいからはじめて、テンポを上げていきながら、シングル2連打が限界になったら、ダブルストロークを使い、ダブルが限界になったら、スライド奏法を使うという感じです。

参考にしてみてください。

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