上手い人は簡単そうに叩くのに、自分は必死になる…その悩みは“正常”です

お悩み解決

「動画で見たら簡単そうなのに、いざ自分が叩くと必死…」
「練習ではできるはずなのに、本番になると余裕がなくなる」
「上手い人って、なんであんなに“力が抜けてる”の?」

これ、初心者〜中級者の方から本当によく聞く悩みです。
そして安心してほしいのは、あなたが下手だから必死になるわけではないということ。

結論から言うと、上手い人が簡単そうに見えるのは、才能というよりも 完成度再現性 が高い状態を作れているからです。
この記事では「なぜ必死になるのか」を論理的に整理しつつ、今日から練習に落とし込める考え方まで具体的に解説します。


上手い人が「簡単そう」に見える本当の理由

上手い人も最初から余裕があったわけではありません。
むしろ最初は、あなたと同じように必死です。

では、何が違うのか?

ポイントはシンプルで、反復によって体が覚えるところまで到達しているからです。

  • 動きを考えなくても手足が出る(=自動化)
  • 音量やフォームのブレが少ない(=完成度が高い)
  • どの環境でも同じように叩ける(=再現性が高い)

この3つが揃うと、演奏中に脳の負担が減ります。
負担が減るから、表情も姿勢も落ち着いて見える。結果として「簡単そう」に映るんです。

つまり、上手い人の余裕は “余った能力” ではなく、“反復で作った余裕” です。


必死になる演奏が起きるメカニズム

本番で必死になってしまう人には、共通点があります。
それは 完成度が低い状態のまま演奏に臨んでいる こと。

ここでいう完成度は「100点の演奏」ではなく、もっと現実的に、

  • 失敗しても立て直せる
  • テンポが揺れても戻せる
  • 力んでもフォームを崩さない

こういう “崩れにくさ” のことです。

完成度が低いままだと、演奏中ずっとこうなります。

  • 「次、何だっけ?」と考える
  • 間違えないように必死になる
  • 体が固まり、ミスが増える
  • ミスが怖くなり、さらに力む

これは精神論ではなく、脳の仕組み的にも自然です。
頭が「処理」でいっぱいになると、余裕 は消えて、演奏が“戦闘モード”になります。

そしてこの状態は、多くの場合「練習量が足りない」というより、正確には…

“反復の回数が足りない(=再現性まで届いていない)” という問題です。


「2割で叩く」という考え方の重要性

アンサンブルや本番で理想なのは、よく言うと

「自分の能力の2割で叩いて、8割は周りの演奏を聴く」 状態です。

ここが大事です。
本番で良い演奏ができる人は、実は「自分の演奏を頑張る」よりも、

  • 歌を聴く
  • ベースのノリを聴く
  • ギターのリズムを聴く
  • 全体のうねりを聴く

こういう“音楽の本体”に意識を割けています。

逆に必死な演奏は、能力の9〜10割を 「自分がミスしないため」 に使っています。
それだと、周りを聴く余裕がゼロになり、結果としてグルーヴが乗りにくい。

だから本番で目指すべきは、

  • 「頑張って成功する」ではなく
  • 「楽に成功する」状態を作る

この発想の転換が、ものすごく効きます。


練習と本番をつなぐ具体的な考え方

では、どうすれば「2割で叩ける状態」を作れるのか?
コツは、練習段階で “本番の余裕”を先に作っておく ことです。

1) 8割成功ではなく「ほぼミスらない」まで反復する

練習で一回できた、3回できた…はまだ「偶然」の領域です。
本番で余裕が出るのは、再現性が高い状態 になってから。

目安としては、

  • 10回やって10回安定する
  • できれば「ミスが起きても戻れる」

ここまで反復できると、急に余裕が出ます。

2) 本番テンポの“遅め”で完成度を上げる

いきなり原曲テンポで練習すると、必死なクセが固まります。
まずはテンポを落として、

  • 音の粒
  • フォーム
  • 余計な力み

この3つを整える。完成度を上げる。
それからテンポを戻すほうが、結果的に最短です。

3) 「余裕チェック」を練習に入れる

練習中、叩きながら次の質問に答えられますか?

  • 今、歌のどこ?(Aメロ?サビ?)
  • ベースはどんなリズム?
  • 自分のハイハットは大きすぎない?

この“ながら”ができない時点で、余裕が足りていません。
つまり本番でも必死になります。

練習から「余裕があるか?」を測るのがポイントです。

4) 本番では“安全運転”が正解

本番は練習の発表会ではなく、音楽を成立させる場です。

  • フィルを減らす
  • 難しいパターンを簡略化する
  • 8割の力で叩ける内容にする

これは逃げではありません。
音楽としての完成度を上げるプロの選択 です。


今日から意識すべきポイントまとめ

最後に、今日からすぐ意識できる要点をまとめます。

  • 上手い人が簡単そうなのは、反復で体が覚えた結果
  • 必死になるのは、完成度が低く 再現性が足りない 状態で本番に入っているから
  • 本番の理想は「能力の2割で叩き、8割は周りを聴く」=余裕がある状態
  • 練習では「できた」よりも「ほぼミスらない」まで反復する
  • テンポを落として完成度を上げると、結果的に最短で上達する
  • 本番は安全運転が正解。音楽全体の完成度が上がる

あなたが必死になるのは、真面目に取り組んでいる証拠でもあります。
ただ、そこから一歩進むには「頑張る」ではなく、余裕が出るまで反復すること。

次の練習ではぜひ、こう自分に声をかけてみてください。

「本番で2割で叩ける状態まで、完成度を上げよう」

この視点が身につくと、演奏が一気に楽になります。

このように当ドラム教室では、楽譜には書いてないようなこと演奏中何を考えればいいのかなど、楽譜や動画からでは判断がつかないようなことをレッスンしています。教室の雰囲気とレッスン内容を体験したい方は、下記ボタンより無料体験レッスンへ一度お申し込みくださいませ。

\今なら無料体験レッスン実施中!/
ご予約はこちら👇
➡ LINEまたは無料体験レッスンフォームへどうぞ!

👇LINEから予約すると初月50%OFFキャンペーン中です!

タイトルとURLをコピーしました