シングルストロークがキレイに叩けない原因と改善練習法

お悩み解決

「シングルストロークを練習しているのに、なぜか揃わない…」
「テンポを上げると急にガタガタになる…」

こんな悩みを持っている方はとても多いです。

しかも一生懸命練習している人ほど、
「もっと速く叩けるようにならないと」と思ってしまいがちです。

ですが実は、
シングルストロークが揃わない原因は“速さ不足”ではないことがほとんど です。

今回は、その本当の原因と、
今日からできる改善練習法を紹介します。


シングルストロークが揃わない本当の原因

多くの人に共通しているのが、この状態です。

右手はスムーズに動くのに、
左手がついてこない。

その結果、

右・左・右・左…と叩いているつもりでも
実際には
右が速く、左が遅くなり、間隔がバラバラになります。

つまりズレの正体はこれです。

原因: 両手のバランスが悪く、右手は速く動くが、左手が遅くなり、ズレが生じる

これは才能の問題ではありません。
とてもよくある現象です。

そしてここで大事なのは、

速く叩くのではなく
左手のコントロールの精度を上げる

という点です。

多くの人が「もっと速く!」と練習してしまいますが、
実は必要なのは 左右のバランス調整 です。


速くする前に「左右のバランス」を整える

シングルストロークは、
速く動かす練習というより

左右を同じレベルに揃える練習 です。

右手ばかり使っていると、
無意識のうちに右手主導の動きになります。

その状態でスピードを上げると、
左手の遅れがどんどん目立ってきます。

そこで重要になるのが
左手スタートの練習 です。

弱い手から始めることで、
無意識に右手に頼るクセを減らしていきます。


バランスを整えるための具体的練習方法

ここからは、実際にレッスンでもよく行う練習です。

ポイントは
回数をだんだん減らしていくこと です。


① 右手から7連打 → 左手から7連打

まずは7回ずつ叩きます。

・右手から7回(RLRLRLR)
・左手から7回(LRLRLRL)

ここでは

✔ 音量を揃える
✔ 音の粒を均一にする

ことを意識します。

左手の音が弱くならないよう、しっかりコントロールしましょう。


② 右手から5連打 → 左手から5連打

次に5回ずつに減らします。

  • 右手から5連打(RLRLR)
  • 左手から5連打(LRLRL)

回数が減ると、
より素早くコントロールを切り替える必要が出てきます。

ここでも

・音の大きさ
・スティックの高さ
・打面に当たるタイミング

を揃える意識が大切です。


③ 右手から3連打 → 左手から3連打

最後は3回ずつ。

  • 右手から3連打(RLR)
  • 左手から3連打(LRL)

ここまで来ると、
右手と左手の切り替えが難しくなります。

この段階で左右の粒が揃ってくると、
通常のR L R L のシングルストロークにも良い影響が出てきます。

そしてこの練習の大事なポイントがこちらです。

「練習に左手スタートを加えることにより、強制的に左手に意識を入れさせる練習です。」

左手から始めることで、
右手に頼れない状況を作り、
左手のコントロール力を底上げしていきます。

頭の中では1:9(R:L)の割合で左手のことを強く意識します。


この練習で得られる変化

この練習を続けると、少しずつ変化が出てきます。

・左右の音量が揃ってくる
・右手と左手の意識の感覚が似てくる
・フィルインやロールの安定感も増す

シングルストロークはすべての基礎なので、
ここが安定すると演奏全体が変わってきます。


まとめ

シングルストロークが揃わないのは、
センスや才能の問題ではありません。

多くの場合は
左右のバランスの問題 です。

速さを求める前に、
弱い手から逃げない練習をすること。

それが上達へのいちばんの近道です。

今日の練習からぜひ
「左手スタート」を取り入れてみてください。

シングルストロークの安定感が、
きっと少しずつ変わっていきます。

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