アクセント移動で音量が揃わない原因と改善方法|ドラム初心者の悩み解決

お悩み解決

「アクセント移動の練習をすると、
アクセントの次の同じ手がタップにならず、スティックが上がって音量が大きくなってしまう

これは、ドラム初心者〜中級者の方から非常によく相談される悩みです。

一見すると「指のコントロールが弱い」「タップが下手」と思われがちですが、
本当の原因は別のところにあります。

今回は、
・なぜアクセント後の音量が大きくなってしまうのか
・どうすれば安定してタップが出せるようになるのか

を、動きの本質から解説します。


よくある悩み

  • アクセント移動をすると、次の音がタップにならない
  • スティックが必要以上に跳ねてしまう
  • 音量が揃わず、フレーズが荒く聞こえる

この状態は、手先の問題ではありません。


原因|ダウンストロークでリバウンドを抑えられていない

最大の原因は、

ダウンストローク時に、スティックのリバウンドをコントロールできていないこと
です。

アクセントを出そうとして
・強く握りすぎる
・打った後も力が抜けていない

この状態だと、
スティックが打面から大きく跳ね返り、
そのまま次の音までスティックが上がってしまいます。

結果として、
本来タップになるはずの音が、無意識に大きくなってしまう
という現象が起こります。


対策|「打面から5cm以内で止める」意識を持つ

この問題を解決する最大のポイントは、

打面から5cm以内でスティックを止める意識
を持つことです。

「タップを小さくしよう」と考えるのではなく、
アクセント後にスティックを上げない状態を作る
ことが重要です。


改善のための具体的な練習方法

以下の流れを、一つ一つ丁寧に確認しながら練習してください。

① アクセント時、振り下ろす瞬間は力が抜けていること

アクセント=力む、ではありません。
振り下ろす瞬間は、むしろ脱力している状態が理想です。
高さがあればアクセントは付きます。


② 打面に当たった後、スティックは自然に跳ね返る

無理に止めようとせず、
一度はリバウンドさせることが重要です。


③ 跳ね返った後、指で包み込むようにふわっと握る

ここが最大のポイントです。

跳ね返ったスティックを
指で包み込むように、優しく受け止める
イメージを持ちましょう。


④ 打面から5cm以内で止める

そして握り、握り込んだ後、
スティックを打面から5cm以内の高さで止めます。

この高さが、そのまま
次のタップの音量につながります。


⑤ ①〜④の流れを、素早く滑らかに行う

最終的には、
この一連の動作を一つの流れとして行えるようにします。

最初はゆっくりでOKです。
スピードよりも、正しい動きの再現性を重視してください。


まとめ|アクセント後の音量は「止める高さ」で決まる

アクセント移動で音量が揃わない原因は、
「タップが苦手」なのではなく、

アクセント後にスティックが上がりすぎていること
にあります。

・リバウンドを一度受け入れる
・指で包み込む
・5cm以内で止める

この意識を持つだけで、
アクセント移動の安定感は大きく変わります。

ぜひ、ゆっくりしたテンポから試してみてください。

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