留学時代の恩師が生み出した一冊
先月、注文していたドラムの教則本が届きました。
この本は、私が留学していた頃に師事していた先生が執筆したものです。
先生のプレイは、とにかく独特でした。
手足が完全に独立しながらも、決して機械的ではなく、音楽的で有機的。
リニアフレーズもポリリズムも、まるで自然呼吸のように流れていく。
「あの自由さはどこから来るのだろう」
その答えを少しでも理解したい。
そんな想いから、この教則本を購入しました。
ページを開いてすぐに分かったのは、
あの演奏の裏側には、徹底的に体系化された“基礎構造”があったということです。

7つのステップで構築される独立システム
この教則本は、明確に整理された7ステップ構成になっています。
順番通りに進めることで、段階的に独立力とサブディビジョン支配力を高めていく設計です。
STEP1|8分音符4音の手順練習+両足4分音符
まずは8分音符4つの手順練習。
例:
- ①ハイハット
- ②ハイハット
- ③スネア
- ④ハイハット
といった4音の並びを様々に変化させます。
その上で、
右足と左足で4分音符を刻み続ける。
ここで問われるのは、
“単純な中での安定性”です。
STEP2|足のパターンを発展させる
STEP1の手順を維持したまま、
- バスドラムのパターン変化
- フットハイハットの発展パターン
を4分音符以外で展開します。
つまり、
手は安定、足は変化。
ここで初めて、本格的な独立トレーニングが始まります。
STEP3|リニアフレーズの構築
8分音符4つの中で、
スネア以外の音を
- フットハイハット
- バスドラム
に置き換えていきます。
これにより、
自然とリニアフレーズが構築されます。
単なるパターン練習ではなく、
音の配置をコントロールする訓練です。
STEP4〜6|ドラムセットへの応用
STEP1〜3で作った基礎構造を、
そのままドラムセットへ応用します。
- STEP4:STEP1の応用
- STEP5:STEP2の応用
- STEP6:STEP3の応用
3点のみの抽象練習が、
ドラムセット上で音楽的な形へと変換されていきます。
ここが非常に秀逸な設計です。
STEP7|完全アドリブ領域へ
最後は、
8分音符上で両手両足を使い、
- リニアフレーズ
- バックビート
- 自由な配置
をアドリブで操る練習。
ここまで来ると、
単なる独立練習ではありません。
“即興で操れるかどうか”が問われます。
この教則本の本質とは何か
この本の本質は、単なる独立練習ではありません。
① サブディビジョン支配力
STEP1〜7の全構造を、
- 8分音符
- 3連符
- 16分音符
- 5連符
- 6連符
- 7連符
- 8連符
- 9連符
で行います。
つまり、
あらゆる細分化を同じ構造で扱う。
これは、時間を支配する訓練です。
② 手足の完全独立
両手両足が“動く”のではなく、
それぞれが独立した意思を持つ状態。
これが本書のゴールです。
③ 「自由に演奏する」とは何か
自由とは、
好き勝手に叩くことではありません。
あらゆるサブディビジョンを理解し、
意図的に音楽的に選択できる状態。
それが本当の自由です。
難易度について
正直に言えば、かなり高度です。
特に、
- 5連符以上での独立
- 9連符での安定性
- 両足を含むリニア構築
は、簡単ではありません。
しかし構造は極めてシンプル。
- 4音の手順(8分の場合)
- 足の配置
- 置き換え
という基礎から積み上げる設計です。
だからこそ、
難しくても取り組める。
どんな人におすすめか
- ドラム経験5年以上
- 独学で伸び悩んでいる
- 手足の独立に限界を感じている
- リニアフレーズを深めたい
- サブディビジョンを自在に操りたい
「ドラムを思い通りに操りたい」と本気で思っている人には、
非常に価値のある内容です。
まとめ|基礎から自由へ
先生の演奏がなぜあれほど自由だったのか。
その答えは、
地道で徹底した基礎構築にありました。
派手なフレーズの裏側には、
膨大な積み重ねがある。
私自身も、1から順にコツコツ取り組んでいこうと思います。
この教則本は、その道筋を示してくれています。
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