ハイハットの刻みで腕が疲れる原因と改善方法|アップダウン奏法で疲れにくく叩くコツ

レッスン

ハイハットを刻んでいると、腕がすぐ疲れてしまう。
ドラム初心者の方から、これは本当によく相談される悩みです。

8ビートでも16ビートでも、少し続けただけで右腕がパンパンになる。
テンポが上がるとさらにきつくなって、だんだんリズムも雑になってしまう。
そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。

でも、これは「体力がないから」「才能がないから」ではありません。
多くの場合は、ハイハットの刻み方や動かし方に、少し無駄が入っているだけです。

今回は、ドラム ハイハット 腕が疲れる原因を整理しながら、アップダウン奏法を使って疲れにくく叩く考え方を、初心者向けにわかりやすくお話しします。

ハイハットの刻みで腕が疲れすぎるのはよくあることです

まず最初にお伝えしたいのは、ハイハットを刻んでいて腕が疲れるのは、初心者にはとてもよくあることだということです。

特に、ドラムを始めたばかりの時期は、

  • しっかり音を出そうとして力みやすい
  • 小さく動くのが不安で大きく振ってしまう
  • 毎回同じように頑張って叩こうとしてしまう

ということが起こりやすいです。

その結果、必要以上に腕を使ってしまい、ハイハット 疲れるという状態になりやすくなります。

ですので、今この悩みがある方も、まずは「自分だけではないんだ」と安心してください。
ここから動きを整理していけば、かなりラクになります。

ハイハットで腕が疲れる原因は大きく2つあります

原因1:全部を腕だけで叩いている

ひとつ目の原因は、全部を腕だけで叩いていることです。

ハイハットを刻む時に、毎回「よいしょ」と腕全体を使って一打一打振っていると、どうしても疲れやすくなります。
特に、肩から先を毎回大きく動かしている方は要注意です。

もちろん、腕は使います。
ただ、ハイハットは「毎回全力で一打ずつ打ち込む」ものではありません。

ずっと腕だけで頑張っていると、

  • 無駄に力が入りやすい
  • スピードが上がると追いつかない
  • 音量やテンポが安定しにくい

という問題も出てきます。

つまり、腕だけで叩くやり方は、疲れるだけでなく、リズムの安定にもつながりにくいのです。

原因2:毎回大きく持ち上げすぎている

ふたつ目の原因は、毎回大きく持ち上げすぎていることです。

初心者の方ほど、「しっかり叩くには大きく振らないといけない」と思いやすいです。
でも実際には、必要以上に高く持ち上げると、その分だけ戻す距離も増えるので、動きに無駄が出ます。

たとえば、1分間ずっとハイハットを刻むとします。
そのたびに大きく上げて、大きく下ろしていたら、それは疲れますよね。

しかも、大きく持ち上げすぎると、

  • テンポが速くなるほど間に合わなくなる
  • 動きが毎回バラつきやすくなる
  • 音の粒がそろいにくくなる

ということも起きます。

ハイハットの叩き方では、「大きく動く=良い」ではありません。
むしろ、必要な分だけ動くほうが、疲れにくくて安定しやすいです。

関連する基礎の考え方を整理したい方は、こちらも参考になります。

改善方法はアップダウン奏法を使うことです

では、どうすればよいのか。
改善方法として大切なのが、アップダウン奏法の考え方です。

アップダウン奏法というと、「速く叩くための技術」という印象を持つ方もいるかもしれません。
もちろんそれもありますが、実はそれだけではありません。

初心者の方にとって大事なのは、疲れにくく刻み続けるための動きとしてアップダウン奏法を使うことです。

下ろす動きと上げる動きを分けて考える

アップダウン奏法では、下ろす動き上げる動きを分けて考えます。

初心者のうちは、毎回「上げて、下ろして、また上げて、また下ろして」と、一打ごとに全部を別々に頑張ってしまいがちです。

でも、そうではなくて、

  • 下ろしながら叩く
  • 上がる流れも次の動きにつなげる

というふうに、動きを連続した流れとして考えることが大切です。

これができるようになると、毎回ゼロから全力で叩く感覚ではなくなります。
その分、かなり疲れにくくなります。

腕一振りで2打叩く感覚を作る

ハイハットの刻みで特に大事なのが、腕一振りで2打叩く感覚です。

これは「2打とも同じように全部頑張る」のではなく、

  • ひとつ目は下ろす流れ
  • ふたつ目は上がる流れや反発も使う

という感覚です。

最初は少しわかりにくいかもしれませんが、毎回一打ずつ力で押し込むのではなく、動きの流れを使うイメージです。

この感覚ができてくると、長く刻んでも腕がかなりラクになります。
しかも、音の粒もそろいやすくなります。

毎回がんばって一打ずつ叩かないことが大切です

ここはとても大事なポイントです。

ハイハットを刻む時に、毎回「しっかり叩かなきゃ」と思いすぎると、どうしても腕に力が入りやすくなります。
すると、疲れるだけでなく、テンポも不安定になりやすいです。

ハイハットは、常に全力で叩き続けるものではありません。
もちろん音は必要ですが、流れの中で自然に鳴らす感覚が大切です。

特に8ビートや16ビートでは、ハイハットが長く続くことが多いので、ここで無駄な力を使わないことがすごく重要です。

16ビートまで見据えて基礎を整理したい方は、こちらも参考になります。

まずは小さな動きで流れを作る練習をしてみましょう

「アップダウン奏法」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、最初はシンプルで大丈夫です。

おすすめは、小さな動きでゆっくり刻むことから始めることです。

練習の手順

まずはテンポをかなりゆっくりにして、ハイハットを8分音符で刻んでみてください。
テンポは60くらいでも十分です。

この時に意識したいのは、次の3つです。

  • 毎回大きく持ち上げすぎない
  • 下ろす動きと上がる動きを分けて感じる
  • 一打ずつ頑張るのではなく、流れを止めない

最初は音量が少し小さくなっても大丈夫です。
まずは「ラクに続けられる動き」を作ることを優先してください。

1分続けて疲れ方を比べる

もうひとつおすすめなのは、1分続けて刻んで比較する練習です。

最初に、今まで通りのやり方で1分刻んでみる。
そのあと、動きを小さくして、流れを意識して1分刻んでみる。

すると、多くの方が「後者のほうが明らかにラクだ」と感じるはずです。

こういう比較をすると、疲れにくいハイハット 刻み方が感覚としてつかみやすくなります。

8ビートにも16ビートにもつながる考え方です

この疲れにくい刻み方は、8ビートだけの話ではありません。
16ビートにもつながります。

むしろ、16ビートのように細かく刻む場面ほど、毎回腕だけで頑張るやり方では苦しくなります。
だからこそ、早い段階で「流れを使って叩く」という感覚を身につけておくことが大切です。

8ビートの土台を見直したい方は、こちらもあわせておすすめです。

腕が疲れるのは才能の問題ではありません

ハイハットで腕が疲れると、「自分は向いていないのかな」と不安になる方もいます。
でも、私はそうは思いません。

多くの場合は、才能の問題ではなく、動き方の整理がまだできていないだけです。
逆に言えば、考え方と練習方法が少し変わるだけで、かなり改善できます。

こうした「自分だけできない気がする」という不安については、こちらの記事にも書いています。

まとめ|ハイハットの腕の疲れは、動きの流れでかなり変わります

ハイハットの刻みで腕が疲れすぎる原因は、主にこの2つです。

  • 全部を腕だけで叩いている
  • 毎回大きく持ち上げすぎている

そして改善のポイントは、

  • アップダウン奏法を使う
  • 下ろす動きと上げる動きを分けて考える
  • 腕一振りで2打叩く感覚を作る
  • 毎回一打ずつ頑張りすぎず、動きの流れを使う

ということです。

ドラム初心者の方ほど、「大きくしっかり動かないといけない」と思いやすいですが、実際にはそうではありません。
まずは小さな動きで、ラクに続けられる流れを作ることが大切です。

もし今、ドラム 初心者 ハイハットの悩みとして「腕が疲れる」「長く刻めない」「テンポが乱れる」と感じているなら、今回の考え方をぜひゆっくり試してみてください。

独学では見えにくい動きの流れや、疲れにくい叩き方を実際に整理して学びたい方は、体験レッスンでも丁寧にお伝えしています。
無理なく続けられる形で、少しずつ整えていきましょう。

当教室では楽譜やYouTubeからはわからないようなことを中心にレッスンしています。興味のある方は下記ボタンより無料体験レッスンへお越し下さいませ。遠方の方もZoomオンラインレッスンで対応しています。

まだ無料体験レッスンは、ハードルが高いと感じる方は、講師と共に進めていく伴走型オンライン講座「初心者8週間プログラム」を実施中です。こちらもチェックしてみてください。

また独学でドラムを進めていきたい方は目的別で選べるオンラインドラム講座も用意してあります。初心者から上級者までの自宅でいつでも学べるオンラインドラム講座になります。下記ボタンよりチェックしてみてください。

\ドラムを始めたい方・もっと上達したい方へ/
あなたに合った学び方をお選びください👇

船橋での対面レッスン、Zoomオンラインレッスン、初心者向けオンラインプログラム、目的別オンライン講座をご用意しています。

🎁 無料体験レッスンはこちら

船橋周辺の方は対面レッスンで、遠方の方はZoomオンラインレッスンにも対応しています。

▶ 初心者8週間プログラム

講師に質問できるサポートと月1回のオンラインライブ付き。完全初心者から8ビートの安定を目指す、伴走型オンライン講座です。

📘 オンライン講座一覧はこちら

8ビート・16ビート・フィルインなど、目的別に学びたい方、初心者から上級者用までのレベル別で学びたい方におすすめのオンライン講座です

👇公式LINEアカウントを追加すると
有料動画【効率的な練習について】7本を無料で差し上げます。

タイトルとURLをコピーしました