嵐のラストライブ配信を観ることにした理由|音楽の価値と、人生で経験しておきたいこと

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2026年5月31日に、嵐のラストライブがあります。

嵐といえば、平成を代表する国民的アイドルグループです。
数々の名曲を残し、多くの人の青春や日常の中に、自然と音楽が流れていたグループだと思います。

私はこれまで、嵐のコンサートに行ったことはありません。
熱心なファンの方のように、何度もライブへ足を運んできたわけでもありません。

それでも、今回「ラストライブ」という言葉を聞いたときに、
「これは配信チケットを購入して、きちんと観ておきたい」
と思いました。

なぜそう思ったのか。

それは、嵐の楽曲が私自身のドラム講師としての歩みとも、少なからず重なっているからです。

そしてもう一つ。
音楽がサブスクやYouTubeで気軽に楽しめる時代になった今だからこそ、
「お金を払って音楽体験を楽しみに待つ」ということに、改めて大きな価値を感じたからです。

今回は、嵐のラストライブ配信を観ることにした理由と、音楽の価値、そしてこれからの人生で大切にしていきたい経験について、少し個人的な思いも含めて書いてみたいと思います。

嵐の楽曲と、ドラム講師としての思い出

私がドラムを教え始めたのは、2008年頃です。

その頃は、ちょうど嵐の楽曲がさまざまな場所で流れていた時期でもありました。
テレビ、ドラマ、音楽番組、街中、カラオケ。
意識していなくても、嵐の曲が自然と耳に入ってくるような時代だったと思います。

特に印象に残っているのが、「Love so sweet」です。

ドラマ「花より男子」の影響もあり、この曲は本当に多くの人に知られていました。
明るくて、前向きで、少し切なさもありながら、聴くと自然に気持ちが上がる曲です。

ドラム講師としての私にとっても、この曲には思い出があります。

ある生徒さんが、
「Love so sweetをやりたいです」
と言ってくれたことがありました。

そのとき、私は曲を何度も聴きながら、ドラムパートを採譜しました。
「ここはどう叩いたら初心者の方でも演奏しやすいかな」
「この雰囲気を残しながら、少し簡単にするならどうアレンジしようかな」
そんなことを考えながら、楽譜を作ったのをよく覚えています。

曲を聴くだけでなく、レッスンで扱うために細かく聴き込むと、その曲への印象はさらに深くなります。

「Love so sweet」は、私にとって単なるヒット曲ではなく、
生徒さんとのレッスンの記憶と一緒に残っている曲でもあります。

レッスンでよく扱ってきた嵐の名曲たち

嵐の曲は、「Love so sweet」以外にも、レッスンでよく扱ってきました。

「One Love」
「言葉より大切なもの」
「サクラ咲ケ」
「Happiness」

どの曲も、メロディーが覚えやすく、曲全体に明るさがあります。
そして、ドラム初心者の方がポップスを練習するうえでも、とても良い題材になる曲が多いです。

たとえば、嵐の楽曲のようなポップスを演奏するうえでは、8ビートの安定感がとても大切になります。
曲の雰囲気を支えるためには、派手なフレーズよりも、まずはテンポを安定させてリズムを気持ちよく刻むことが大切です。

初心者の方に向けて、8ビートの基本についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

嵐の曲は、ドラムだけが目立つ音楽ではありません。
歌があり、メロディーがあり、アレンジがあり、その中でドラムが自然に曲を支えています。

だからこそ、初心者の方にとっても、
「曲の中でドラムがどういう役割をしているのか」
を感じやすい教材になるのだと思います。

レッスンで生徒さんが嵐の曲を演奏していると、こちらも自然と当時の空気を思い出します。
曲には、その時代の景色を一緒に連れてくる力がありますね。

サブスク時代になって、音楽はとても身近になった

昔と比べると、音楽の聴き方は大きく変わりました。

今は、月額料金を払えばサブスクでたくさんの曲を聴くことができます。
YouTubeを見れば、無料で音楽やライブ映像に触れることもできます。

これは本当に便利な時代です。

昔ならCDを買ったり、レンタルしたり、録音したりしなければ聴けなかった曲が、今ではスマホひとつで簡単に聴けます。

「この曲、久しぶりに聴きたいな」と思った瞬間に検索すれば、すぐに聴ける。
ライブ映像も、ミュージックビデオも、関連動画も、次々と出てきます。

音楽を学ぶ側にとっても、これはとてもありがたいことです。
ドラムの練習をするときも、原曲を確認したり、ライブ映像で演奏の雰囲気を見たりすることが簡単になりました。

ただ、その一方で、少しだけ感じることもあります。

それは、1曲ごとの価値をじっくり感じる機会が、昔より少なくなっているのではないかということです。

もちろん、音楽そのものの価値が下がったわけではありません。
でも、あまりにも簡単に聴けるようになったことで、1曲に対して向き合う時間や、楽しみに待つ感覚は少なくなったようにも感じます。

昔は、CDを買うまでに少し迷ったり、発売日を楽しみに待ったりしました。
買ったCDは、何度も何度も聴きました。
歌詞カードを見たり、曲順を覚えたり、アルバム全体の流れを感じたりしました。

今は便利になった分、次の曲、次の動画、次のコンテンツへと、どんどん移動できてしまいます。

便利さは素晴らしい。
でも、その便利さの中で、音楽をじっくり味わう感覚を忘れないようにしたいとも思います。

お金を払って観るからこそ生まれるワクワク感

今回、嵐のラストライブ配信を観ようと思ったとき、改めて感じたことがあります。

それは、
「お金を払って音楽を体験することには、やはり特別な価値がある」
ということです。

サブスクやYouTubeで無料、または定額でたくさんの音楽やライブ映像を見られる時代だからこそ、
配信ライブにお金を払って視聴権を得るという行為は、とても価値のある体験だと感じました。

ただ映像を見るだけなら、無料で見られるものもたくさんあります。

でも、配信チケットを購入するということは、
「この時間を自分のために確保する」
「このライブをきちんと楽しみに待つ」
「そのアーティストの最後の瞬間を、自分も一緒に見届ける」
ということでもあります。

この感覚は、ただ動画を流し見するのとは少し違います。

チケットを買った瞬間から、もう体験は始まっているのだと思います。

「当日はちゃんと時間を空けておこう」
「通信環境を整えておこう」
「どんな曲をやるのかな」
「昔よく聴いたあの曲は聴けるのかな」

そんなふうに、ライブの日まで楽しみに待つ時間があります。

このワクワク感は、お金を払ったからこそ生まれるものでもあります。

無料で何でも見られる時代だからこそ、あえてお金を払って体験する。
そのことによって、自分の中でその時間が特別なものになる。

お金を払う事はマイナスであり、ライブ映像を視聴できる権利を得るのはプラスです。
やはり人間はマイナスなことを感じた方がプラスを感じた時、より一層嬉しく感じます。
嫌なことがあればあるほど、楽しい時は楽しさや嬉しさが倍増します。
楽しい時だけではダメなんですね。

今回の嵐のラストライブ配信を通して、私はそのことを改めて感じました。

音楽は「聴く」だけではなく、記憶と一緒に残る

音楽の不思議なところは、ただ音として残るだけではないところです。

ある曲を聴くと、その頃の自分を思い出すことがあります。
どこにいたのか。
誰といたのか。
どんな気持ちだったのか。

嵐の曲も、私にとってはそういう音楽の一つです。

「Love so sweet」を聴くと、2008年頃にドラムを教え始めた頃のことを思い出します。
生徒さんが「この曲をやりたい」と言ってくれたこと。
何度も曲を聴きながらドラムパートを採譜したこと。
初心者の方でも演奏できるように、どうアレンジすればよいか考えたこと。

曲そのものだけでなく、その曲を通して関わった人との時間も一緒に思い出します。

ドラム講師という仕事をしていると、いろいろな曲に出会います。
自分が普段聴いていなかった曲でも、生徒さんが「この曲をやりたい」と言ってくれることで、深く聴くようになることがあります。

そして、その曲がいつの間にか、自分にとっても大切な曲になっていくことがあります。

音楽は、聴くだけのものではありません。
誰かと共有したり、練習したり、演奏したり、その時の気持ちと一緒に残っていくものです。

だからこそ、音楽には長く残る力があるのだと思います。

人生の残り時間を考えるようになった

最近、自分の人生について考えることも増えてきました。

私は今、自分の人生も残り半分を切っているのだろうなと感じています。

もちろん、これから先のことは誰にもわかりません。
でも、若い頃のように「いつか行けるだろう」「そのうち観られるだろう」と思っているだけでは、経験できないまま終わってしまうこともあるのだと思います。

ライブやコンサートもそうです。

好きなアーティストが、いつまでも同じ形で活動しているとは限りません。
グループが続くことも、メンバーが揃うことも、ライブが開催されることも、当たり前ではありません。

今回、嵐のラストライブという機会があることで、
「観ておきたい」
と素直に思いました。

会場に行くわけではなく、配信で観る形ではあります。
それでも、その時間に参加することには意味があると思っています。

これからは、できるだけコンサートに行ったり、配信ライブを観たり、自分が影響を受けたアーティストの音楽体験を大切にしていきたいです。

また、音楽に限らず、今まで経験したことのないことにも、少しずつ行動に移していきたいと思っています。

「いつか」ではなく、
「今できるなら、やってみる」

そういう感覚を、これからの人生では大切にしたいです。

まとめ|自分が影響を受けた音楽を、もう一度大切に聴いてみる

嵐のラストライブ配信を観ようと思った理由は、単に「最後だから」というだけではありません。

もちろん、ラストライブという特別な機会だからこそ観たいという気持ちはあります。
でも、それ以上に、嵐の楽曲が自分のドラム講師としての時間と重なっていることに、改めて気づいたからです。

2008年にドラムを教え始めた頃。
「Love so sweet」を生徒さんと一緒に練習したこと。
「One Love」「言葉より大切なもの」「サクラ咲ケ」「Happiness」など、たくさんの曲をレッスンで扱ってきたこと。

それらは、私にとって音楽の思い出であり、レッスンの思い出でもあります。

今は、サブスクやYouTubeで音楽を気軽に楽しめる時代です。
それはとても便利でありがたいことです。

でも、だからこそ、あえてお金を払ってライブを観ること。
その日を楽しみに待つこと。
その時間を大切に味わうこと。

そうした体験には、やはり特別な価値があるのだと思います。

音楽は、ただ「聴く」だけのものではありません。
その時代の記憶や、人とのつながり、自分自身の歩みも一緒に残してくれます。

今回の嵐のラストライブ配信も、きっと私にとって、そういう記憶の一つになるのだと思います。

皆さんにも、昔よく聴いていた曲や、自分に影響を与えてくれたアーティストがいるかもしれません。

忙しい毎日の中で、少しだけ時間を取って、そうした音楽をもう一度聴いてみるのも良いのではないでしょうか。

きっと、その曲を聴いていた頃の自分や、その時に感じていた気持ちが、少しだけ戻ってくると思います。

ドラムは、楽譜や動画を見ているだけでは分かりにくい部分がたくさんあります。

たとえば、どんな音を出せばいいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、曲に合わせるときに何を意識すればいいのかなど、実際に叩きながら覚えていくことが大切です。

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