※ドラムが安定しないと感じている方は、まずこちらをご覧ください。
ドラムが安定しない人へ|原因と解決法を構造から完全解説
こんにちは。
千葉県船橋市で初心者専門の完全マンツーマンドラム教室を運営している川島広明です。
8ビート、16ビートと進んできて、次に多くの方がぶつかる壁。
それが「3連系ビート」です。
・3連符が安定しない
・シャッフルが跳ねない
・ロッカバラードの刻みが難しい
・跳ねるグルーヴが出ない
こうした悩みを抱えている方はとても多いです。
でも安心してください。
3連系ビートは“才能”ではなく、構造を理解すれば必ず身につきます。
結論から言うと、3連系ビートを安定させるには、まず3連符を均等に感じることが大切です。
シャッフルやロッカバラードは、ただ「跳ねさせる」リズムではありません。
1拍を3つに分ける感覚を体に入れ、その中で1つ目と3つ目を使ったり、音量差をつけたりすることで、自然な揺れが生まれます。
そのため、最初からシャッフルを曲に合わせて叩くよりも、
3連符
↓
シャッフル
↓
ハーフタイムシャッフル
↓
ロッカバラード
↓
曲に合わせる練習
という順番で進めるのがおすすめです。
この記事では、
・3連符 叩き方
・シャッフル 練習方法
・3連ビート コツ
・跳ねるリズムの本質
・グルーヴの作り方
を体系的に整理します。
この記事だけで、3連系ビートの全体像が見える構造にしています。
※ 3連系ビートは8ビート・16ビートの土台があってこそ安定します。
基礎を確認したい方はこちらもあわせてご覧ください。
細かい刻みを安定させたい方は16ビート完全ガイドもおすすめです。
3連系ビートとは?8・16ビートとの違い
まず根本から整理します。
8ビートは「1拍を2つ」に分けます。
16ビートは「1拍を4つ」に分けます。
では3連系ビートは?
1拍を“3つ”に分けます。
これが全ての違いです。
でも、この「3つに分ける」という構造が、ドラムのグルーヴ を大きく変えます。
なぜなら、
2分割は“均等で直線的”
3分割は“円運動のように揺れる”
だからです。
跳ねるリズムの正体は、
この「三等分の揺れ」にあります。
8ビートや16ビートは、拍をまっすぐ均等に進める感覚が強いリズムです。
一方で3連系ビートは、拍の中に少し丸みのある揺れが生まれます。
この違いを理解しないままシャッフルを叩くと、音符は合っていても、8ビートのように平たく聞こえやすくなります。
3連系ビートでは、まず「1拍の中に3つの場所がある」と感じることが大切です。
3連系ビートのノリを深く理解したい方は、グルーヴの考え方もあわせて確認しておくと分かりやすくなります。
多くの方の3連符が安定しない理由は、
頭では理解していても、体が2分割や4分割の感覚が残ったまま叩いているからです。
頭では分かっているのに、リズムの形だけで覚えてしまって音が見えなくなる方はこちらの記事も参考になります。
ここを整理することが、3連系ビートの第一歩です。
8ビート、16ビート、3連系ビートをどの順番で練習すればよいか整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
3連符の基礎を身につける
まずは3連符の土台からいきましょう。
このページでは、3連符の感じ方を丁寧に解説しています。
3連符の叩き方の最初のポイントは、
「均等」
です。
強弱をつけない。
急がない。
跳ねさせない。
BPM60で、
1拍=タタタ
タタタ
タタタ
タタタ
を均一に叩けるか。
まずはスネアだけで練習してください。
練習するときは、いきなり手足を組み合わせず、まずは音の間隔だけに集中しましょう。
おすすめの順番は、
- 手拍子で3連符を言いながら叩く
- スネアだけで3連符を叩く
- 最後に4分のハイハットやバスドラムと組み合わせる
という流れです。
3連符は、手順よりも先に「3つの音の間隔」が崩れないことが大切です。
複雑なリズムが分かりにくいときは、1拍ごとに分解して考えると整理しやすくなります。
ここでは「1拍に1つ入る3連符」の安定を扱っています。
これは本当に重要です。
3連系ビートが崩れる人の多くは、
“部分3連”が揺れています。
メトロノームを4分で鳴らし、
1拍目にだけ「タタタ」を入れる練習をします。
BPM50〜70が最適です。
焦らないこと。
私の教室でも、最初は必ずここから始めます。
1拍に2つの3連符。「タッカタッカ」とシャッフルの基盤となるリズムです。
実際に中学生の生徒さんがいました。
8ビートは完璧。
でもシャッフルが全く跳ねない。
原因は「2つ目が速い」。
BPM55で1ヶ月やりました。
結果、別人のように安定しました。
シャッフルの基盤が安定しない人は、
速さではなく遅いテンポから始め、2つ目を遅らせ、3連符の3つ目に合うように練習してください。
シャッフルビートの理解と練習方法
シャッフルとは何か。
それは、
3連符の1つ目と3つ目を使うビートです。
まずは基本。
BPM60
ハイハット:タッカタッカ
スネア:2・4
ここで跳ねるリズムを感じます。
コツは、
「ハイハットを急がない」
です。
ハイハットの3連符の3つ目を意識することが重要です。
シャッフルでよくある失敗は、3連符の3つ目が前に詰まってしまうことです。
3つ目が早くなると、リズム全体が8ビートのように平たく聞こえてしまいます。
大切なのは、跳ねさせようとすることではなく、まずは3連符の中の正しい位置に音を置くことです。
応用パターン。3連符の2つ目をスネアやバスドラムで埋めます。
BPM75 → 90へ段階的に上げます。
跳ねすぎ問題に注意。
多くの人は「跳ねさせよう」としすぎます。
実際は、
“均一な3連”があってこそのシャッフルです。
ここが3連ビートのコツの核心です。
シャッフルを叩いているつもりなのに、どうしても8ビートのように平たく聞こえてしまう方はこちらの記事も参考にしてください。
ハーフタイムシャッフルで深いグルーヴを作る
ハーフタイムシャッフルは、
シャッフルのリズムをハーフタイムにしたものです。
ポイントは、
右手の刻みを速くしても跳ねるように意識します。
早くなればなるほど、跳ねさせることが難しくなります。
ハーフタイムシャッフルが難しい理由は、右手の細かい刻みの中で、スネアやゴーストノートを自然に入れる必要があるからです。
右手だけに意識が向きすぎると、左手がつられて音量が大きくなったり、リズムの流れが固くなったりします。
まずは右手のハイハットだけで、3連符の流れを安定させましょう。
その上で、スネアを小さく入れる練習に進むと、深いグルーヴを作りやすくなります。
ハーフタイムシャッフルの応用編。アップストローク時にスネアが入ります。
ここでは音量のコントロールが重要になります。
実際、ある社会人の方がいました。
テクニックはある。
でもグルーヴが出ない。
原因は、
全部同じ音量。
小さい音があるから、大きい音が活きます。
ここがドラムのグルーヴの本質です。
手順は合っているのにグルーヴ感が出ない場合は、音の流れや強弱の作り方を見直すことも大切です。
ロッカバラードで感情表現を身につける
ロッカバラードは3連符で刻み続けます。
BPM55〜65で練習します。
3連符で進んでいく感覚に慣れてください。
たくさん叩いているのにゆったりとしたテンポに聞こえます。
ロッカバラードでは、細かく刻んでいても、音楽全体は大きくゆったり流れます。
そのため、手元の3連符だけに集中しすぎると、リズムが細かく聞こえすぎてしまいます。
大切なのは、1拍ごとの大きな流れを感じながら、その中に3連符を入れることです。
「細かく叩くけれど、大きく歌う」という感覚を持つと、ロッカバラードらしい広がりが出やすくなります。
16分スネアを加える応用。
ここはゴーストノートの表現の練習になります。
感情と音量コントロールは直結しています。
私は昔、
「技術はあるが音楽が平坦」
と言われました。
その意味が分からなかった。
今なら分かります。
“揺れ”がなかったのです。
ロッカバラードは、
感情を音に乗せる練習でもあります。
曲にノれない、4分音符の流れが分からなくなる方は、まず大きな拍の感じ方から整理してみましょう。
速いテンポのシャッフル攻略
速いテンポはBPM110〜130。
でも最初はBPM70から。
速くする前に、
均一さ。
速さは結果です。
速いテンポのシャッフルは、
バスドラムの跳ねなさすぎ問題が出やすいです。
ハイハットを「タッカタッカ」で刻まないので、バスドラムに頼るしかないのです。
速いシャッフルでは、右手で細かく刻み続けると腕が疲れやすく、リズムも硬くなりやすいです。
そのため、ハイハットを4分音符で刻み、右手の負担を減らします。
ただし、右手の音数を減らすと、シャッフルの跳ねた感じが薄くなりやすくなります。
そこで、バスドラムやスネアの位置で3連系の揺れを表現することが大切になります。
速いテンポになるとメトロノームと合わなくなる方は、テンポキープの考え方もあわせて確認しておくと安定しやすくなります。
3連系ビートで叩ける課題曲
曲で成功体験を作ることはとても重要です。
練習だけではモチベーションが続きません。
実際、教室の小学5年生の子がいました。
3連符が全く安定しない。
でも好きな曲がシャッフルだった。
その曲をやったら、一気に安定しました。
好きは最強です。
シャッフルのリズムで有名なのは、ドラえもんの曲やミッキーマウスマーチです。スキップするようなリズムなので、ウキウキするような気分になります。昔の子供向けのアニメソングに多いような気がします。
練習では叩けるのに、曲に合わせると急にズレてしまう方は、叩く前に「聴きながらカウントする」練習を入れると安定しやすくなります。
3連系ビートを最短で習得するための練習構造
ここがまとめです。
① 手拍子練習
BPM50で
タタタ タタタ
② スネア単体
均一性を確認
③ ハイハットのみシャッフル
BPM60
④ スネア追加
⑤ バスドラム追加
分解練習が最短です。
3連系ビートは、次の順番で練習すると整理しやすくなります。
| 順番 | 練習内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | 手拍子で3連符を確認する | 1拍を3つに分ける感覚を作る |
| 2 | スネアだけで3連符を叩く | 音の間隔を均等にする |
| 3 | ハイハットだけでシャッフルを刻む | 1つ目と3つ目の位置を覚える |
| 4 | スネアを加える | 2拍目・4拍目を安定させる |
| 5 | バスドラムを加える | 手足を組み合わせても跳ねを保つ |
| 6 | 曲に合わせる | 実際の音楽の中で揺れを使えるようにする |
この順番で進めると、どこでリズムが崩れているのかが分かりやすくなります。
跳ねすぎ問題。
跳ねなさすぎ問題。
両方を体感してください。
最終的に、
“自然な揺れ”
を目指します。
シャッフルやロッカバラードを基礎から順番に整理したい方は、3連系ビート講座で段階的に学ぶこともできます。
最後に
8ビートで土台を作り
16ビートで精度を上げ
3連系ビートで揺れを手に入れる
ここまで来ると、
ドラムの上達が一気に進みます。
3連系ビートが理解できると、リズムの“揺れ”が身につきます。
次は細かい粒を安定させる16ビートにも挑戦してみてください。
また、ドラムのすべての土台となる8ビートも改めて整理しておくと、グルーヴはさらに安定します。
船橋市で、基礎から体系的に学びたい方は、
体験レッスンで実際に3連の揺れを体感してみてください。
無理に入会を勧めることはありません。
まずは、
「跳ねるリズムってこういうことか」
を感じてもらえたら嬉しいです。
ドラムは、楽譜や動画を見ているだけでは分かりにくい部分がたくさんあります。
たとえば、どんな音を出せばいいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、曲に合わせるときに何を意識すればいいのかなど、実際に叩きながら覚えていくことが大切です。
船橋周辺で直接レッスンを受けたい方、またはZoomで個別に見てもらいたい方には、無料体験レッスンや課題曲マスターコースをご用意しています。
一方で、ご自宅で自分のペースで学びたい方には、動画で学べるオンライン会員、初心者8週間プログラム、買い切り型の単品オンライン講座もあります。
ご自身の目的や生活スタイルに合わせて、下記より学び方をお選びください。
\あなたに合ったドラムの学び方をお選びください/
直接教わりたい方には個人レッスン型、
自宅で学びたい方にはオンライン学習型をご用意しています。
個人レッスン型
講師に直接見てもらいながら、対面またはZoomでじっくり学びたい方におすすめです。
船橋周辺の方は対面レッスン、遠方の方はZoomオンラインレッスンにも対応しています。
「この曲を叩けるようになりたい」という方へ。課題曲に合わせて、必要な基礎からフレーズまで個別に練習していくコースです。
オンライン学習型
自宅で動画を見ながら、自分のペースで練習したい方におすすめです。
オンライン講座を見ながら練習したい方へ。分からないところをLINEで質問できる学習スタイルです。
完全初心者から、8週間でテンポ100の安定した8ビートを目指す伴走型オンライン講座です。
8ビート・16ビート・フィルイン・コーディネーションなど、必要な講座だけを買い切りで学びたい方におすすめです。
























