こんにちは!
船橋日大前駅から徒歩6分の「川島広明ドラム教室」です。
これまで「ストローク」「音符」「手順」「リズム」についてお話ししてきました。
今回は5つ目の要素、曲を彩る 「フィルイン」 の本質を、初心者にも分かりやすく解説します。
■ フィルインは3つの種類に分けられる
フィルインとは、リズムの間に挟む短いフレーズで、いわば“音楽のおかず”。
実はフィルインは 長さや役割によって「単語」「文章」「物語」 の3種類に分かれます。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
■ 1. 短いフィルイン(単語)
1〜2拍程度の短いフィルイン。
言葉で言うと「タカトン」「タンタタ」などの“単語”のような存在です。
- 小さく変化をつけたい時
- リズムにスパイスを足したい時
- 軽いアクセントを加えたい時
初心者でも取り入れやすく、曲の中で自然な流れを作れます。
■ 2. 長めのフィルイン(文章)
1〜2小節ほどの、しっかり流れのあるフィルイン。
これは“文章”のように、曲の展開を明確に演出します。
例えば…
- サビ前で16分音符のスネア連打で盛り上げる
- 高いタム → 低いフロアタムへ下がっていく構成で方向性を示す
「どこに向かっているのか」「次に何が来るのか」を聴き手に伝える、物語の“1文”のような役割を持っています。
■ 3. ドラムソロのようなフィルイン(物語)
1分近く続くような長いフィルイン。
これは完全に “物語” として構成されます。
● 例:AABA構成で物語を作る
- A(序盤):静かにスネア主体のマーチング風で開始
- A’(中盤):タムを加えてアレンジし、展開を作る
- B(盛り上がり):タム・シンバルなどを使い派手にクライマックスへ
- A(終盤):最初の静かなパターンに戻り、物語を閉じる
AABAは、1つ目・2つ目・4つ目のAが似ていて、Bだけ雰囲気が違う構成のことです。
まさに“サビ”の役割を持つ部分がBです。
こうした構成を考えると、
ドラムだけで1つの曲のようなストーリーを表現できる ようになります。
■ まとめ:フィルインは言葉の組み立てと同じ
短いフィルイン=単語
長めのフィルイン=文章
ソロのようなフィルイン=物語
このように理解すると、
あなたのフィルインは“より伝わる表現”に進化します。
■ 無料体験レッスンのご案内
当教室では、こうしたフィルインの作り方も、生徒一人ひとりに合わせて丁寧に指導しています。
ぜひ一度、当ドラム教室の無料体験レッスンを受けてみて、教室やレッスンの雰囲気を体感してみてください。
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