電子ドラム(エレドラ)は、スティックでパッドを叩くと内蔵センサーが反応し、ヘッドホンやアンプから音が鳴るドラムセットです。アコースティックドラムと比べて音量を抑えられるため、自宅での練習に最適です。
電子ドラムのメリット
- 音量を大幅に抑えられる
ヘッドホンをつければ外部にほとんど音が漏れません。マンションでも練習しやすい環境が作れます。 - 大きな音が出ないため時間帯を気にせず練習できる
夜でも朝でも、家族が寝ているときでも練習しやすいのが魅力です。 - メトロノーム・内蔵音源など練習機能が豊富
リズムトレーニング、テンポ調整、練習曲などが標準で搭載されています。 - 省スペースで置きやすい
アコースティックドラムと比べて圧倒的にコンパクト。設置スペースの問題が解決できます。
電子ドラムのデメリット
- アコースティックドラムとは叩き心地が異なる
パッドの跳ね返り・質感が異なるため、アコースティックとは完全一致しません。 - バスドラムのペダル部分が振動することがある
床に響く場合があるため、防振対策(マット)が必要になるケースもあります。 - 機種によって音のリアルさが異なる
安価なモデルは音質・反応速度にやや限界があります。
どんな人に電子ドラムがおすすめ?
以下のような方には電子ドラムが最適です。
- 音楽スタジオでなく、家で練習したい方
- 夜遅い時間しか練習できない方
- アコースティックドラムのような大音量が出せない住環境の方
- 省スペースで練習環境を整えたい方
電子ドラムを選ぶ際のポイント
- パッドの材質:メッシュパッドは跳ね返りが自然で初心者に最適。
- 音源モジュールの性能:音のリアルさ・レイテンシー(反応速度)をチェック。
- フットペダルの種類:生ドラムのキックに近い「ビーターペダル式」が理想。
- 拡張性:後でシンバルやタムを追加できるかどうか。
電子ドラムとアコースティックドラム、どっちが良い?
結論としては、「練習環境と目的」によって選び方が変わります。
- 自宅練習がメイン → 電子ドラム
- 本番の音にこだわりたい・生音の感覚を重視 → アコースティックドラム
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