ドラム初心者は何から練習する?|最初に覚えるべきリズムと練習手順

レッスン

ドラムをこれから始めたい方の多くが、最初に迷うのが、

「ドラムって何から練習すればいいの?」
「いきなり曲に合わせて叩いても大丈夫?」
「楽譜が読めなくても始められるの?」

ということではないでしょうか。

ドラムは手足を同時に動かす楽器なので、最初は難しそうに感じるかもしれません。ですが、いきなり複雑なリズムを叩く必要はありません。最初に大切なのは、正しい順番で、シンプルな動きから少しずつ慣れていくことです。

結論から言うと、ドラム初心者の方はまず、

姿勢を整える スティックの持ち方を確認する 右手で8分音符を叩く 2拍目と4拍目にスネアを入れる 1拍目と3拍目にバスドラムを入れる 8ビートをゆっくり安定させる

という流れで練習するのがおすすめです。

この記事では、ドラム初心者が最初に何から練習すればよいのか、できるだけ分かりやすく解説していきます。

  1. ドラム初心者が最初に迷いやすいこと
    1. 何から練習すればいいか分からない
    2. 曲に合わせようとしてすぐ崩れてしまう
    3. 独学だと正しい順番が分かりにくい
  2. ドラム初心者はまず「叩く前の準備」から始めよう
    1. 椅子の高さと座る位置を整える
    2. スティックの持ち方を確認する
    3. 力まずに音を出す感覚を覚える
  3. 最初に練習したい基本の流れ
    1. 右手で一定のリズムを刻む
    2. 2拍目と4拍目にスネアを入れる
    3. バスドラムを加えて8ビートにする
    4. ゆっくりしたテンポで安定させる
  4. 初心者がやりがちな間違い
    1. いきなり速く叩こうとする
    2. 手足を一度に全部動かそうとする
    3. できない部分を分解せずに繰り返してしまう
  5. 独学でつまずいたときの改善方法
    1. 右手だけ、左手だけ、足だけに分ける
    2. 声に出してリズムを数える
    3. テンポを落として成功体験を増やす
  6. 初心者におすすめの練習順番
    1. 1. 姿勢とスティックの持ち方
    2. 2. 右手の8分音符
    3. 3. スネアの2拍4拍
    4. 4. バスドラムの基本パターン
    5. 5. 8ビート
    6. 6. 曲に合わせる練習
  7. 一人で不安な方はレッスンで確認するのもおすすめです
    1. 体験レッスンで基礎を確認できます
    2. 自宅で学びたい方には初心者8週間プログラムもあります
    3. 継続して学びたい方にはオンライン会員もおすすめです
  8. まとめ|ドラム初心者は正しい順番で少しずつ進めよう

ドラム初心者が最初に迷いやすいこと

何から練習すればいいか分からない

ドラムには、8ビート、16ビート、シャッフル、フィルイン、ルーディメンツなど、いろいろな練習があります。

そのため、初心者の方ほど、

「全部やらないといけないのかな?」
「どの練習から始めればいいのかな?」

と迷いやすいです。

ですが、最初から全部を練習する必要はありません。まずは、ドラムの基本になる8ビートを目標にすると分かりやすいです。

8ビートについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。 8ビートの基本練習はこちら

曲に合わせようとしてすぐ崩れてしまう

ドラムを始めると、好きな曲に合わせて叩きたくなりますよね。これはとても自然なことです。

ただ、最初から曲のテンポに合わせようとすると、手足が追いつかずに崩れてしまうことがあります。

これは才能がないからではありません。まだ体がリズムの動きに慣れていないだけです。

まずは曲よりもゆっくりしたテンポで、右手、左手、右足を1つずつ確認していくことが大切です。

ゆっくり練習してからテンポを上げる方法は、こちらの記事でも解説しています。 ゆっくり練習してテンポアップする方法

独学だと正しい順番が分かりにくい

YouTubeやSNSには、たくさんのドラム練習動画があります。便利な反面、情報が多すぎて「結局どれからやればいいの?」となりやすいです。

初心者の方は、派手なフレーズよりも、まずは土台を整えることが大切です。

ドラムは、基礎ができるとその後の上達がかなり楽になります。逆に、最初に力んだ叩き方や無理な動きを覚えてしまうと、後から直すのが大変になることもあります。

ドラム初心者はまず「叩く前の準備」から始めよう

椅子の高さと座る位置を整える

ドラムは、叩く前の姿勢がとても大切です。

椅子が低すぎると足が動かしにくくなりますし、高すぎると体が不安定になります。目安としては、座ったときに太ももが少し下がるくらいの高さにすると、足が動かしやすくなります。

また、椅子には深く座りすぎず、体のバランスを取りやすい位置に座りましょう。上半身が前に倒れすぎたり、後ろに反りすぎたりしないようにします。

スティックの持ち方を確認する

次に、スティックの持ち方を確認します。

初心者の方は、スティックを強く握りすぎてしまうことが多いです。強く握ると、一見しっかり叩けそうに感じますが、実際には手首や腕が固まりやすくなります。

スティックは、落とさない程度に支えながら、音を出したあとに少し跳ね返る感覚を大切にしましょう。

最初は「強く叩く」よりも、力まずに自然に音を出すことを目標にすると良いです。

力まずに音を出す感覚を覚える

ドラムは大きな音が出る楽器なので、つい力を入れて叩きたくなります。

ですが、良い音を出すために必要なのは、力だけではありません。むしろ、余計な力を抜いて、スティックの跳ね返りを使うことが大切です。

初心者のうちは、速く叩くことよりも、1打1打を落ち着いて叩くことを意識しましょう。

最初に練習したい基本の流れ

右手で一定のリズムを刻む

ドラム初心者が最初に練習したいのは、右手で8分音符を叩くことです。

8分音符とは、1拍を2つに分けたリズムのことです。

4拍子の場合は、

1と2と3と4と

と数えます。

この「1」「と」「2」「と」「3」「と」「4」「と」を、均等な間隔で叩いていきます。

ドラムでは、この8分音符をハイハットというシンバルで叩くことが多いです。

まずは右手だけで、

1と2と3と4と

と声に出しながら叩いてみましょう。

この右手が安定すると、後からスネアやバスドラムを入れやすくなります。

2拍目と4拍目にスネアを入れる

右手の8分音符に慣れてきたら、次は左手でスネアドラムを入れます。

スネアは、基本的に2拍目と4拍目に入れます。

カウントで表すと、

1と 2と 3と 4と

の「2」と「4」でスネアを叩きます。

この2拍目と4拍目のスネアは、ポップスやロック、J-POPなど、たくさんの音楽で使われる重要な感覚です。

最初は右手を止めて、スネアだけで「2、4」を確認しても大丈夫です。

バスドラムを加えて8ビートにする

次に、右足でバスドラムを加えます。

最初は、バスドラムを1拍目と3拍目に入れてみましょう。

つまり、

1でバスドラム 2でスネア 3でバスドラム 4でスネア

という形です。

右手はハイハットで8分音符を叩き続けます。

言葉で表すと、

ドン・チッ・タン・チッ・ドン・チッ・タン・チッ

というような流れになります。

これが、ドラムの基本である8ビートの形です。

ゆっくりしたテンポで安定させる

8ビートが形になってきたら、すぐに速くするのではなく、まずはゆっくり安定させましょう。

初心者の方は、テンポを上げることよりも、

右手が止まらないこと スネアの位置がずれないこと バスドラムが焦らないこと 体に余計な力が入らないこと

を確認する方が大切です。

ゆっくりできるようになると、少しずつテンポを上げても崩れにくくなります。

初心者がやりがちな間違い

いきなり速く叩こうとする

初心者の方に多いのが、最初から曲の速さで叩こうとすることです。

好きな曲に合わせたい気持ちはとてもよく分かります。ですが、まだ動きが体に入っていない状態で速く叩くと、リズムが崩れたり、力んだりしやすくなります。

まずは、曲よりもかなり遅いテンポで大丈夫です。

「ゆっくりならできる」という状態を作ってから、少しずつ速くしていきましょう。

手足を一度に全部動かそうとする

8ビートは、右手、左手、右足を同時に使います。

そのため、初心者の方がいきなり全部を合わせようとすると、頭が混乱しやすいです。

うまくいかないときは、

右手だけ 右手と左手 右手と右足 最後に全部合わせる

というように、分解して練習しましょう。

ドラムは、難しいことをいきなりできるようにする楽器ではなく、分けて練習したものを少しずつ組み合わせていく楽器です。

できない部分を分解せずに繰り返してしまう

できないフレーズを何度も繰り返すことは大切です。

ただし、崩れたまま何度も繰り返してしまうと、崩れた動きが体に残ってしまうことがあります。

できない部分があるときは、まず「どこで崩れているのか」を見つけましょう。

たとえば、

バスドラムが早くなる スネアの位置がずれる 右手が止まる フィルインの後にリズムへ戻れない

など、原因を小さく分けて考えると改善しやすくなります。

独学でつまずいたときの改善方法

右手だけ、左手だけ、足だけに分ける

ドラムでつまずいたときは、まずパーツごとに分けるのがおすすめです。

右手だけなら安定しているのか。
スネアだけならタイミングが合うのか。
バスドラムだけなら踏めるのか。

このように確認すると、どこで難しくなっているのかが分かります。

特に初心者の方は、「全部できない」と感じていても、実際には1つの部分だけが原因になっていることも多いです。

声に出してリズムを数える

リズムが不安定なときは、声に出して数える練習も効果的です。

1と2と3と4と

と声に出しながら叩くことで、自分が今どこを叩いているのか分かりやすくなります。

ドラムは体で覚える楽器ですが、最初は頭で整理することも大切です。

リズムの基本練習については、こちらの記事も参考になります。 ドラム初心者のためのリズムトレーニング

また、「自分はリズム感がないから無理かも」と感じている方は、こちらの記事もおすすめです。 リズム感がなくてもドラムは習える?

テンポを落として成功体験を増やす

練習で大切なのは、できない速さで無理をすることではなく、できる速さで正しく繰り返すことです。

たとえば、テンポ100でできない場合は、テンポ60や70まで落としてみましょう。

ゆっくりでも正しく叩ければ、それは立派な上達です。

小さな成功体験を積み重ねることで、体が少しずつ動きを覚えていきます。

初心者におすすめの練習順番

1. 姿勢とスティックの持ち方

まずは、座り方とスティックの持ち方を確認します。

ここが安定すると、手足が動かしやすくなります。

2. 右手の8分音符

次に、右手でハイハットを叩きます。

1と2と3と4と

と数えながら、均等な間隔で叩くことを目指しましょう。

3. スネアの2拍4拍

右手に慣れたら、2拍目と4拍目にスネアを入れます。

スネアは音楽の中でリズムの柱になる部分です。

4. バスドラムの基本パターン

次に、1拍目と3拍目にバスドラムを入れます。

右足が早くなったり遅くなったりしないように、ゆっくり確認しましょう。

5. 8ビート

右手、左手、右足を組み合わせると、8ビートになります。

最初は完璧でなくても大丈夫です。ゆっくり、止まらずに叩けることを目標にしましょう。

8ビートの基本練習はこちらの記事でも解説しています。 8ビートの基本練習

6. 曲に合わせる練習

8ビートが安定してきたら、ゆっくりした曲に合わせて叩いてみましょう。

最初は、細かいフレーズやフィルインを入れなくても大丈夫です。シンプルな8ビートで、曲の流れに合わせることを大切にしましょう。

曲に合わせて叩くことで、リズム感や音楽との一体感が少しずつ身についていきます。

一人で不安な方はレッスンで確認するのもおすすめです

体験レッスンで基礎を確認できます

独学で練習していると、

「この叩き方で合っているのかな?」
「力が入りすぎていないかな?」
「どこを直せばいいのかな?」

と不安になることがあります。

そのような場合は、一度レッスンで確認するのもおすすめです。

川島広明ドラム教室では、未経験の方にも、姿勢、スティックの持ち方、リズムの数え方、8ビートまでを順番に丁寧にレッスンしています。

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継続して学びたい方にはオンライン会員もおすすめです

ドラムは、1回で全部を覚えるというより、少しずつ積み重ねていく楽器です。

8ビートができるようになると、次はフィルイン、16ビート、シャッフル、ゴーストノートなど、できることが少しずつ増えていきます。

継続して学びたい方には、オンライン会員で基礎から応用まで順番に学ぶ方法もあります。

自宅で練習しながら、必要な内容を少しずつ確認していきたい方に向いています。

まとめ|ドラム初心者は正しい順番で少しずつ進めよう

ドラム初心者の方は、最初から難しいフレーズや速い曲に挑戦しなくても大丈夫です。

まずは、

姿勢を整える スティックの持ち方を確認する 右手で8分音符を叩く 2拍目と4拍目にスネアを入れる 1拍目と3拍目にバスドラムを入れる 8ビートをゆっくり安定させる

という順番で練習していきましょう。

ドラムは、手足を一度に全部動かそうとすると難しく感じますが、1つずつ分けて練習すれば少しずつできるようになります。

大切なのは、焦らず、ゆっくり、正しい順番で進めることです。

最初の8ビートが安定すると、いろいろな曲に合わせて叩けるようになり、ドラムがどんどん楽しくなっていきます。

一人で練習していて不安な方は、体験レッスンやオンライン講座も活用しながら、自分に合ったペースで進めてみてください。

ドラムは、楽譜や動画を見ているだけでは分かりにくい部分がたくさんあります。

たとえば、どんな音を出せばいいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、曲に合わせるときに何を意識すればいいのかなど、実際に叩きながら覚えていくことが大切です。

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