「16ビートは一応叩けるようになったけれど、なぜかファンクっぽくならない」
ドラムを練習している方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか。
楽譜通りに手足は動いている。
ハイハットも16分で刻めている。
スネアとバスドラムの位置も間違っていない。
それなのに、音源のようなかっこいいノリにならない。
なんだか平坦に聞こえる。
細かいリズムを叩いているのに、グルーヴが前に進んでいかない。
ファンクドラムでは、単に16分音符を細かく叩くだけではなく、音の強弱、タイミング、ゴーストノート、バスドラムの動きがとても大切になります。
特に、アクセントのある音と小さく入れる音の差、スネアのゴーストノート、バスドラムの細かいコントロールが合わさることで、ファンクらしい立体的なグルーヴが生まれます。
今回は、16ビートをさらにかっこよく発展させたい方に向けて、「ファンクドラム講座」の内容をご紹介します。
ファンクらしいノリが出ない原因
ファンクらしいノリが出ない原因は、手順を間違えているからとは限りません。
むしろ、楽譜上は合っているのに、音の出し方やリズムの感じ方が平坦になっていることで、ファンクらしく聞こえないことがあります。
16分音符の流れが平坦になっている
ファンクでは、16分音符の流れがとても重要です。
16ビートを叩くとき、すべての音を同じ大きさで叩いてしまうと、リズムが機械的に聞こえやすくなります。
もちろん、最初は均等に叩く練習も大切です。
しかし、ファンクらしいグルーヴを作るためには、16分音符の中に強弱や流れをつける必要があります。
同じ16分音符でも、どの音を少し強く感じるのか。
どの音を軽く通過するのか。
この感覚が出てくると、リズムにうねりや前に進む力が生まれてきます。
16ビートの基礎を整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
ゴーストノートが入っていない、または大きすぎる
ファンクドラムで欠かせない要素のひとつが、ゴーストノートです。
ゴーストノートとは、スネアなどで小さく入れる音のことです。
はっきり目立たせる音ではなく、リズムのすき間に小さく入れることで、グルーヴに深みを出します。
ただし、ゴーストノートは入れればよいというものではありません。
音が大きすぎると、アクセントとの違いがなくなり、リズム全体がごちゃごちゃして聞こえます。
反対に、まったく入っていないと、ファンク特有の細かいノリや粘りが出にくくなります。
大切なのは、アクセントの音とゴーストノートの音量差です。
この差が出てくると、リズムに立体感が生まれます。
バスドラムの細かい動きが不安定
ファンクでは、バスドラムも重要な役割を持っています。
シンプルな8ビートや基本的な16ビートよりも、バスドラムの位置が細かくなったり、ダブルストロークを使ったりする場面が増えていきます。
このバスドラムの細かい動きが不安定だと、上半身が合っていてもグルーヴ全体が崩れてしまいます。
特に、右手の16分音符、スネアのゴーストノート、バスドラムの細かいリズムが重なると、手足のバランスが難しくなります。
バスドラムのダブルストロークや細かい動きに不安がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
アクセントと小さい音の差が出ていない
ファンクのかっこよさは、派手なフレーズだけで作られるわけではありません。
むしろ、強く出す音と小さく入れる音の差によって、リズムの輪郭がはっきりしてきます。
スネアのバックビートをしっかり鳴らす。
ゴーストノートは小さくコントロールする。
ハイハットの中にも強弱をつける。
バスドラムはリズムの芯として安定させる。
こうした細かいコントロールが合わさることで、ファンクらしいノリが生まれます。
リズムの立体感が足りない
ファンクは、リズムの立体感がとても大切な音楽です。
同じ16分音符の中でも、ハイハット、スネア、バスドラムがそれぞれ違う役割を持っています。
ハイハットは細かい流れを作る。
スネアはアクセントとゴーストノートで表情を作る。
バスドラムは低音でグルーヴを支える。
この3つがうまくかみ合うと、リズムに奥行きが出て、聴いていて体が動きたくなるようなグルーヴになります。
ファンクドラム講座で学べること
ファンクドラム講座では、16ビートを土台にしながら、ファンクらしいグルーヴを作るための考え方と練習方法を学んでいきます。
まずは、16ビートのグルーヴをさらに深めていきます。
ただ16分音符を刻むだけではなく、ヒップホップ的な右手の刻みや、16分を感じながら演奏する感覚を身につけていきます。
次に、ゴーストノートを使ったファンクの基礎を学びます。
小さな音をどのように入れるのか、アクセントとどう組み合わせるのかを整理することで、リズムに立体感が出てきます。
また、バスドラムのコントロールも重要なテーマです。
バスドラムのダブルストロークや細かいリズムを安定させることで、ファンクらしい低音のうねりを作りやすくなります。
講座では、トラディッショナルファンクからコンテンポラリーファンクまで幅広く扱います。
トラディッショナルファンクでは、ブラックミュージックを背景にした基本的なファンクのグルーヴを学びます。
コンテンポラリーファンクでは、さまざまな音楽が混ざり合った現代的なファンクの感覚に触れていきます。
さらに、フュージョン、6ウェイビート、1A4ファンク、パラディドルファンク、リニアファンクといった発展的な内容にも進んでいきます。
パラディドルファンクでは、ルーディメンツをファンクのグルーヴに応用していきます。
リニアファンクでは、手足が同時に鳴りすぎないように組み合わせながら、細かく洗練されたリズムを作っていきます。
「普通の16ビートから、もう一段階かっこいいグルーヴへ進みたい」という方にとって、ファンクドラム講座はとても相性の良い内容です。
ファンクドラム講座の収録内容
ここからは、ファンクドラム講座に収録されている内容をご紹介します。
第1章 16ビートの応用
・16ビート⑦(ヒップホップの右手刻みの16ビート)
・16ビート⑧(バスドラムのダブルストロークで16ビート)
・16ビート⑭(16分を感じながら)
第1章では、ファンクにつながる16ビートの応用を学びます。
ヒップホップのような右手の刻み方や、バスドラムのダブルストロークを使った16ビートを練習することで、より細かく、粘りのあるリズムに近づいていきます。
また、16分音符をただ叩くのではなく、常に16分の流れを感じながら演奏することを意識します。
第2章 ファンクの基礎
・トラディッショナルファンク①(ブラックミュージックの融合)
・トラディッショナルファンク②(ゴーストノートが生み出すグルーヴ)
第2章では、ファンクの基礎を学びます。
ファンクは、ブラックミュージックの流れの中で発展してきたリズム感が大きな魅力です。
ドラムでは、シンプルなビートの中にゴーストノートや細かいニュアンスを入れることで、独特のグルーヴを作っていきます。
ここでは、ファンクらしいノリを作るために欠かせないゴーストノートの使い方を整理していきます。
第3章 コンテンポラリーファンク
・コンテンポラリーファンク①(様々な音楽が融合して新しいファンクの誕生)
・フュージョン①(ジャズから派生した様々なジャンルの融合音楽)
第3章では、現代的なファンクやフュージョンの要素に触れていきます。
コンテンポラリーファンクは、さまざまな音楽の影響を受けながら発展してきたスタイルです。
より洗練されたリズムや、細かいニュアンスを使ったグルーヴが特徴です。
フュージョンでは、ジャズを土台にしながら、ロック、ファンク、ラテンなどの要素が混ざった演奏スタイルを学びます。
ファンクのリズムをさらに広げたい方にとって、とても刺激的な内容です。
第4章 アドバンスドファンク
・アドバンスドスタイル④(ファンク編:6ウェイビートと1A4ファンク)
・アドバンスドスタイル⑤(ファンク編:パラディドルファンク)
・アドバンスドスタイル⑥(ファンク編:リニアファンク)
第4章では、より発展的なファンクドラムに進んでいきます。
6ウェイビートや1A4ファンクでは、手足の組み合わせがさらに複雑になります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ひとつずつ整理していくことで、ファンクらしい細かいリズムの組み立て方が見えてきます。
パラディドルファンクでは、パラディドルの手順をグルーヴに応用していきます。
単なる基礎練習としてではなく、実際のビートの中で使える形にしていくのがポイントです。
リニアファンクでは、ハイハット、スネア、バスドラムを重ねすぎず、順番に組み合わせながらグルーヴを作ります。
音数は多くても、整理されたかっこよさが出るスタイルです。
この講座がおすすめな人
ファンクドラム講座は、次のような方におすすめです。
・16ビートは叩けるけれど、ノリが平坦に聞こえる方
・ファンクらしいグルーヴを身につけたい方
・ゴーストノートを使った演奏に挑戦したい方
・アクセントと小さい音の差を出したい方
・バスドラムの細かい動きを安定させたい方
・バスドラムのダブルストロークをビートに使いたい方
・トラディッショナルファンクを基礎から学びたい方
・コンテンポラリーファンクやフュージョンに興味がある方
・6ウェイビートや1A4ファンクに挑戦したい方
・パラディドルファンクやリニアファンクを学びたい方
・普通の16ビートから一歩先へ進みたい方
ファンクドラム講座の詳細はこちらからご覧いただけます。
まとめ|ファンクは強弱とタイミングでグルーヴを作る
ファンクドラムは、細かいリズムをたくさん叩けば完成するわけではありません。
もちろん、16分音符の流れや細かいバスドラムの動きは大切です。
しかし、それ以上に大切なのが、強弱、タイミング、ゴーストノート、音のバランスです。
アクセントをしっかり出す。
ゴーストノートは小さくコントロールする。
バスドラムで低音の流れを作る。
16分音符の中に自然なうねりを作る。
こうした要素が合わさることで、ファンクらしいかっこいいグルーヴが生まれます。
ファンクドラム講座では、16ビートの応用から、トラディッショナルファンク、コンテンポラリーファンク、フュージョン、6ウェイビート、1A4ファンク、パラディドルファンク、リニアファンクまで、順番に学ぶことができます。
「16ビートは叩けるけれど、もっとかっこよくしたい」
「ゴーストノートを使ったグルーヴを身につけたい」
「ファンクらしいノリを出せるようになりたい」
このような方は、まずファンクの土台になる16分音符の流れと、強弱のコントロールから整理してみてください。
手順だけではなく、音の出し方まで意識できるようになると、ドラムのグルーヴはぐっと変わっていきます。
ドラムは、楽譜や動画を見ているだけでは分かりにくい部分がたくさんあります。
たとえば、どんな音を出せばいいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、曲に合わせるときに何を意識すればいいのかなど、実際に叩きながら覚えていくことが大切です。
船橋周辺で直接レッスンを受けたい方、またはZoomで個別に見てもらいたい方には、無料体験レッスンや課題曲マスターコースをご用意しています。
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ご自身の目的や生活スタイルに合わせて、下記より学び方をお選びください。
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