基本的な8ビート、16ビート、3連系ビートに慣れてくると、ある時期から「次に何を練習すればいいのか分からない」と感じることがあります。
初心者の頃は、8ビートを叩けるようになる、フィルインを入れられるようになる、曲に合わせて止まらず演奏できるようになる、という分かりやすい目標があります。
しかし、ある程度叩けるようになってくると、今度は次のような悩みが出てきます。
「いつも同じビートになってしまう」
「フィルインのパターンが増えない」
「ルーディメンツを練習しているけれど、ドラムセットで使えない」
「ジャズやファンク、ラテンにも挑戦したいけれど、何から始めればいいか分からない」
中級者にとって大切なのは、ただ難しいフレーズを増やすことではありません。
これまで身につけてきた基礎をさらに深めながら、さまざまな音楽スタイルと結びつけていくことです。
中級者レッスンコースでは、ルーディメンツ、アクセント移動、変拍子、ポリリズムなどの基礎力を高めながら、ジャズ、ファンク、ロック、アフロキューバン、ブラジリアン、カリビアン、フュージョン、コンテンポラリー系スタイルまで、演奏の幅を広げていきます。
中級者が伸び悩みやすい理由
中級者が伸び悩む大きな理由のひとつは、できることが増えた一方で、練習の方向性がぼやけてしまうことです。
8ビートや16ビートが叩けるようになると、曲に合わせて演奏することはできます。ですが、そのまま同じビートや同じフィルインばかり使っていると、演奏の印象が似てきてしまいます。
特にドラム歴が3年以上になってくると、ただ曲を叩くだけではなく、自分の演奏にもう少し変化や深みを出したくなってくるはずです。
同じビートやフィルインばかりになってしまう
中級者によくある悩みが、手癖のようなビートやフィルインに頼ってしまうことです。
もちろん、よく使うパターンがあること自体は悪いことではありません。安定して叩けるフレーズがあるのは大切です。
ただ、それだけになると、曲調が変わっても演奏の雰囲気があまり変わらなくなってしまいます。
ロックらしい力強いビート、ファンクらしい細かいグルーヴ、ジャズらしいスウィング感、ラテンらしいリズムの重なりなど、音楽スタイルによって必要な考え方は変わります。
中級者の段階では、こうしたスタイルごとの違いを少しずつ整理していくことが大切です。
ルーディメンツを演奏に活かせていない
シングルストローク、ダブルストローク、パラディドル、フラム、ドラッグなどのルーディメンツは、ドラムの手の動きを整理するうえでとても重要です。
ただし、練習パッドの上で叩けるだけでは、実際の演奏にはつながりにくいことがあります。
ルーディメンツは、フィルイン、ソロ、アクセントのコントロール、ドラムセット上の移動に応用してこそ意味があります。
中級者レッスンコースでは、ルーディメンツを単なる基礎練習で終わらせず、ドラムセットで使える形へ発展させていきます。
アクセント移動が苦手
アクセント移動は、中級者にとって大きな壁になりやすい練習です。
16分音符や3連符の中でアクセントの位置を変えるだけでも、急にリズムが不安定になったり、手順が崩れたりします。
しかし、アクセント移動ができるようになると、同じ音符でもフレーズの表情が大きく変わります。
フィルインのアイディアが増えたり、ゴーストノートを含んだグルーヴが作りやすくなったり、ソロの展開にもつながります。
変拍子やポリリズムに苦手意識がある
変拍子やポリリズムと聞くと、急に難しく感じる方も多いと思います。
ですが、最初から複雑な演奏をする必要はありません。
3拍子、6拍子、2拍3連、3拍4連、4拍3連のように、基本的な仕組みから整理していくことで、少しずつ理解できるようになります。
大切なのは、理屈だけで覚えるのではなく、体で拍の流れを感じながら練習することです。
幅広いスタイルを体系的に学べていない
ジャズ、ファンク、ラテン、ブラジリアン、カリビアンなど、興味のある音楽スタイルはあっても、何から始めればいいか分からないという方は多いです。
YouTubeなどで単発のフレーズを見つけて練習することはできますが、それだけだと知識がバラバラになりやすくなります。
中級者レッスンコースでは、基礎練習と音楽スタイルを順番につなげながら学べるので、演奏のアイディアを整理しながら増やしていくことができます。
中級者レッスンコースで学べること
中級者レッスンコースでは、基礎力をさらに深める内容と、音楽スタイルを広げる内容をバランスよく学んでいきます。
具体的には、3連符、6連符の応用、ルーディメンツ、ダブルストローク、バズロール、アクセント移動、変拍子、ポリリズムなど、演奏の土台となる技術を扱います。
さらに、ジャズドラム、ファンクドラム、ロックドラム、アフロキューバン、ブラジリアン、カリビアン、フュージョン、コンテンポラリー系スタイルなど、さまざまな音楽ジャンルにも触れていきます。
また、コンパウンドスティッキングのような発展的な手順も学ぶことで、フィルインやソロのアイディアを増やしていきます。
中級者に必要なのは、難しいことをバラバラに覚えることではなく、基礎練習と実際の演奏をつなげることです。
このコースでは、手の動き、足との組み合わせ、アクセント、リズムの感じ方、音楽スタイルを段階的に学びながら、演奏の幅を広げていきます。
中級者レッスンコースの収録内容
中級者レッスンコースは、全47項目で構成された総合コースです。
基礎ルーディメンツから始まり、ジャズ、アフロキューバン、ファンク、ロック、ブラジリアン、カリビアン、フュージョン、コンテンポラリー系スタイルまで、順番に学べる内容になっています。
第1章 ドラムセットの誕生と基礎ルーディメンツ
・3連符⑦(両手とバスドラム1・2つの組み合わせ)
・リズム&ブルース①(ドラムセット誕生の街ニューオリンズ)
・ルーディメンツ①(シングルストローク系)
・リズム&ブルース②(様々な音楽が混ざり合う街ニューオリンズ)
・ルーディメンツ②(マルチプルバウンスロール系)
・ダブルストローク②(低速から中速、そして高速へ)
・ルーディメンツ③(ダブルストローク系)
この章では、ドラムセットの歴史的な流れに触れながら、シングルストローク、マルチプルバウンスロール、ダブルストロークなど、手の基礎を整理していきます。
第2章 ジャズの基礎とパラディドル
・トラディッショナルジャズ①(ニューオリンズで生まれたディキシーランドジャズ)
・ルーディメンツ④(パラディドル系)
・ポリリズム①(2つ割り:3連符を2つで割った2拍3連)
・トラディッショナルジャズ②(人々を元気づけたスウィングジャズへ)
ジャズの歴史やスウィングの流れに触れながら、パラディドルや2拍3連の考え方を学びます。
第3章 アフロキューバンの基礎
・トラディッショナルアフロキューバン①(リズムが溢れる国キューバ)
・トラディッショナルアフロキューバン②(世界を踊らせる陽気な音楽)
・バズロール①(基本的な動きと練習方法)
・バズロール②(自由自在に操ろう)
・アクセント移動④(1拍に3連符のアクセントが1・2つ)
・変拍子①(3拍子とは)
・ポリリズム②(3つ割り:16分音符を3つで割った3拍4連)
アフロキューバンのリズム感に触れながら、バズロール、3連符のアクセント移動、3拍子、3拍4連などを学びます。
第4章 モダンジャズ
・モダンジャズ①(ジャズに革命を起こしたビバップ)
・ルーディメンツ⑤(フラム系)
・アクセント移動⑤(3連符アクセント移動のドラムセットへの応用)
・モダンジャズ②(ビバップの限界からモードジャズへ)
・ルーディメンツ⑥(フラム系:フラムパラディドル編)
この章では、ビバップやモードジャズの流れを学びながら、フラム系ルーディメンツや3連符アクセントをドラムセットへ応用していきます。
第5章 ファンクとロック
・トラディッショナルファンク①(ブラックミュージックの融合)
・ルーディメンツ⑦(フラム系:その他のフラム編)
・トラディッショナルファンク②(ゴーストノートが生み出すグルーヴ)
・8分音符②(両手とバスドラムの組み合わせ)
・ロック①(黒人音楽の融合からロックの誕生)
・アクセント移動①(1拍に16分音符のアクセントが1つ)
ファンクやロックの背景を学びながら、ゴーストノート、8分音符の組み合わせ、16分音符のアクセント移動へ進んでいきます。
第6章 アフリカ起源の中南米リズム
・ブラジリアン①(時に切なく、時に陽気なブラジル音楽)
・アクセント移動②(1拍に16分音符のアクセントが2つ)
・カリビアン①(ラスタファリズムとカリビアン音楽)
・アクセント移動③(16分アクセント移動のドラムセットへの応用)
・アフロポップ①(全てのリズムを生み出した国アフリカ)
ブラジリアン、カリビアン、アフロポップなど、リズムのルーツを感じながら、16分音符のアクセント移動をさらに発展させます。
第7章 スティッキングとフュージョンへの発展
・トリプルストローク①(基本的な3連打の動かし方とドラムへの応用)
・コンパウンドスティッキング①(3Aと4Bと5C)
・コンパウンドスティッキング②(5Aと6Dと7E)
・フュージョン①(ジャズから派生した様々なジャンルの融合音楽)
・ルーディメンツ⑧(ドラッグ系)
・16分音符⑥(両手とバスドラム1・2つの組み合わせ)
トリプルストロークやコンパウンドスティッキングを学び、フュージョン系の演奏へつながる発展的な手順を身につけていきます。
第8章 混ざりあった現代の融合音楽
・コンテンポラリーファンク①(様々な音楽が融合して新しいファンクの誕生)
・6連符②(両手とバスドラム1・2つの組み合わせ)
・コンテンポラリージャズ①(ビバップとモードが混ざりあった現代ジャズ)
・ルーディメンツ⑨(ドラッグ系:その他のドラッグ編)
・変拍子②(6拍子とは)
・ポリリズム③(4つ割り:3連符を4つで割った4拍3連)
・コンテンポラリーアフロキューバン①(キューバ音楽にジャズのハーモニーを混ぜた音楽)
最後の章では、6連符、ドラッグ系ルーディメンツ、6拍子、4拍3連、コンテンポラリー系スタイルなどを学び、現代的な融合音楽へと演奏の幅を広げていきます。
単体講座との違い
ファンク、ジャズ、ラテン、ルーディメンツなどの単体講座は、特定のテーマを深く学びたい方に向いています。
たとえば、ファンクのグルーヴを集中的に学びたい、ジャズのシンバルレガートを深めたい、ラテンリズムだけを整理したい、ルーディメンツを徹底的に練習したい、という場合は単体講座が役立ちます。
一方で、中級者レッスンコースは、基礎練習から音楽スタイルまでを順番に学べる総合コースです。
「今の自分に何が足りないのか分からない」
「いろいろなジャンルに触れながら演奏の幅を広げたい」
「基礎と応用をつなげて、次の段階に進みたい」
このような方には、中級者レッスンコースがおすすめです。
単体講座がひとつのテーマを深掘りする講座だとすれば、中級者レッスンコースは、ドラマーとしての総合力を高めるための道筋です。
中級者レッスンコースはこちら
中級者レッスンコースの詳細は、以下のページからご確認いただけます。
まとめ
中級者に必要なのは、ただ難しいフレーズを増やすことではありません。
大切なのは、これまで身につけてきた基礎力をさらに深め、その基礎をさまざまな音楽スタイルにつなげていくことです。
8ビート、16ビート、3連系ビートに慣れてきた方が、次の段階へ進むためには、ルーディメンツ、アクセント移動、変拍子、ポリリズムなどの基礎を整理しながら、ジャズ、ファンク、ロック、ラテン、ブラジリアン、フュージョンなど幅広いスタイルに触れていくことが大切です。
中級者レッスンコースでは、全47項目を通して、基礎練習と音楽スタイルを順番につなげながら学ぶことができます。
「基本的なビートは叩けるようになったけれど、次に何を学べばいいか分からない」
「演奏のアイディアを増やしたい」
「もっと幅広いスタイルを叩けるようになりたい」
そんな方は、ぜひ中級者レッスンコースで、基礎から応用へ一歩進んでみてください。
ドラムは、楽譜や動画を見ているだけでは分かりにくい部分がたくさんあります。
たとえば、どんな音を出せばいいのか、どのくらいの力加減で叩けばいいのか、曲に合わせるときに何を意識すればいいのかなど、実際に叩きながら覚えていくことが大切です。
船橋周辺で直接レッスンを受けたい方、またはZoomで個別に見てもらいたい方には、無料体験レッスンや課題曲マスターコースをご用意しています。
一方で、ご自宅で自分のペースで学びたい方には、動画で学べるオンライン会員、初心者8週間プログラム、買い切り型の単品オンライン講座もあります。
ご自身の目的や生活スタイルに合わせて、下記より学び方をお選びください。
\あなたに合ったドラムの学び方をお選びください/
直接教わりたい方には個人レッスン型、
自宅で学びたい方にはオンライン学習型をご用意しています。
個人レッスン型
講師に直接見てもらいながら、対面またはZoomでじっくり学びたい方におすすめです。
船橋周辺の方は対面レッスン、遠方の方はZoomオンラインレッスンにも対応しています。
「この曲を叩けるようになりたい」という方へ。課題曲に合わせて、必要な基礎からフレーズまで個別に練習していくコースです。
オンライン学習型
自宅で動画を見ながら、自分のペースで練習したい方におすすめです。
オンライン講座を見ながら練習したい方へ。分からないところをLINEで質問できる学習スタイルです。
完全初心者から、8週間でテンポ100の安定した8ビートを目指す伴走型オンライン講座です。
8ビート・16ビート・フィルイン・コーディネーションなど、必要な講座だけを買い切りで学びたい方におすすめです。





